決算のポイント:2022年3月期 本決算 | 個人投資家のみなさまへ | IR情報 | 旭化成株式会社

決算のポイント:2022年3月期 本決算

旭化成グループの業績と今後の方針などをわかりやすくご紹介します。

2022年3月期
2021年3月期
2020年3月期

決算のポイント 2022年3月期 本決算

決算についてのポイントをご紹介します。

業績全般(連結)

COVID-19による影響を大きく受けた前期と比べ、大幅な増収・増益となった。なお、当期純利益は、特別損益の改善に加え、Veloxis再編に伴う税金費用の減少により、前期比で倍増となった。

(億円)

2021年3月期
('20年4月~'21年3月)
2022年3月期
('21年4月~'22年3月)
増減率
売上高 21,061 24,613 16.9%
営業利益 1,718 2,026 17.9%
EBITDA 3,051 3,508 15.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 798 1,619 102.9%
EPS 57.49 116.68  
  • 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」を適用し、一部の取引において売上高及び売上原価の計上基準を変更している。
  • EBITDA=営業利益+減価償却費(有形、無形、のれん)
  • 売上高
  • 営業利益
  • EBITDA
  • 親会社株主に帰属する当期純利益

セグメント別概況

セグメント別実績

(億円)

売上高 営業利益
'21年3月 '22年3月 増減 '21年3月 '22年3月 増減
基盤マテリアル 2,689 3,661 973 140 412 273
パフォーマンスプロダクツ 3,756 4,607 851 186 338 152
スペシャルティソリューション 3,072 3,326 254 348 381 33
マテリアル共通 396 388 -8 -10 -29 -19
マテリアル 計 9,912 11,982 2,070 665 1,103 438
住宅 6,448 7,865 1,417 597 706 110
建材 478 468 -10 37 25 -12
住宅 計 6,926 8,334 1,407 635 732 96
医薬・医療 1,544 1,742 198 230 218 -11
クリティカルケア 2,535 2,417 -118 446 303 -143
ヘルスケア 計 4,079 4,159 80 676 522 -154
その他 143 138 -4 38 32 -6
消去又は全社 - - - -296 -362 -66
合計 21,061 24,613 3,553 1,718 2,026 308
  • セグメント別の営業利益は各セグメント内の事業間取引の消去を含んでいるため、事業別の営業利益を単純合算した数字とは一致しない。
  • 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」を適用し、一部の取引において売上高及び売上原価の計上基準を変更している。これに伴い、変更前の基準を適用した場合と比べ、「マテリアル」セグメントの売上高は38,409百万円減少、営業利益は120百万円減少、「住宅」セグメントの売上高は784百万円増加、営業利益は1,290百万円増加し、「ヘルスケア」セグメントの売上高は233百万円減少、営業利益は55百万円増加している。
  • 2022年3月期第1四半期より、豪州McDonald Jones Homes Pty Ltd及びその連結子会社の業績を「住宅」事業に含めて開示している。

マテリアルセグメント

売上高は11,982億円で前期比2,070億円の増収となり、営業利益は1,103億円で前期比438億円の増益となった。自動車関連市場の回復に伴うエンジニアリング樹脂等の販売数量増加及び原材料価格高騰に伴う価格転嫁、半導体市況の活況を背景としたデジタル関連ソリューション事業の販売数量増加に加え、需要回復等を背景として石化製品市況が急速に上昇したことなどから、大幅な増益となった。

マテリアルセグメント売上高,営業利益

住宅セグメント

売上高は8,334億円で前期比1,407億円の増収となり、営業利益は732億円で前期比96億円の増益となった。北米事業が木材価格変動に伴い大幅に増益したことに加え、建築請負部門で、COVID-19影響による前期の受注減や原材料価格高騰の影響を受けたものの、物件の大型化・高付加価値化が進んだことにより、増益となった。

住宅セグメント売上高,営業利益

ヘルスケアセグメント

売上高は4,159億円で前期比80億円の増収となり、営業利益は522億円で前期比154億円の減益となった。COVID-19影響により前期に需要が急増した人工呼吸器の販売数量が世界的な需給バランスの正常化に伴い大幅に減少したが、除細動器等クリティカルケア事業の主力事業が好調に推移したことにより、減益幅は抑えられた。医薬・医療事業も、主力製品の販売が堅調に推移したが、ライセンス導入等の将来の成長に向けた施策により販管費が増加したことで、減益となった。

ヘルスケアセグメント売上高,営業利益

2023年3月期の見通し

次期の当社グループの連結業績は、売上高は27,310億円で当期比2,697億円の増収、営業利益は2,105億円で当期比79億円の増益計画である。自動車内装材事業の回復や、各領域における成長牽引事業(GG10)の順調な推移を見込む。

連結業績予想

(億円)

2022年3月期
('21年4月~'22年3月)
2023年3月期 予想
('22年4月~'23年3月)
増減率
売上高 24,613 27,310 11.0%
営業利益 2,026 2,105 3.9%
EBITDA 3,508 3,690 5.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,619 1,645 1.6%
EPS 116.68 118.58
  • EBITDA=営業利益+減価償却費(有形、無形、のれん)
前提 2022年3月期
('21年4月~'22年3月)
2023年3月期 予想
('22年4月~'23年3月)
為替レート(相場平均:¥/USドル) 112 115
為替レート(相場平均:¥/ユーロ) 131 130
2022年3月期
('21年4月~'22年3月)
2023年3月期 予想
('22年4月~'23年3月)
一株当たり年間配当金(円) 34 36

セグメント別予想

(億円)

売上高 営業利益
'22年3月 '23年3月 増減 '22年3月 '23年3月 増減
環境ソリューション 5,226 6,200 974 489 423 -66
モビリティ&インダストリアル 3,221 3,700 479 258 238 -20
ライフイノベーション 3,646 4,020 374 348 374 26
マテリアル共通 7 10 3 -35 4 39
マテリアル 計 12,100 13,930 1,830 1,060 1,039 -21
住宅 7,865 8,250 385 706 725 19
建材 359 400 41 23 33 10
住宅 計 8,224 8,650 426 729 758 29
医薬・医療 1,742 1,940 198 218 283 65
クリティカルケア 2,417 2,640 223 303 297 -6
ヘルスケア 計 4,159 4,580 421 522 580 58
その他 130 150 20 41 25 -16
消去又は全社 - - - -325 -297 28
合計 24,613 27,310 2,697 2,026 2,105 79
  • 2023年3月期より、マテリアルセグメントの事業別の開示区分を、従来の「基盤マテリアル」「パフォーマンスプロダクツ」「スペシャルティソリューション」「マテリアル共通」から、「環境ソリューション」「モビリティ&インダストリアル」「ライフイノベーション」「マテリアル共通」に変更している。本表では、2022年3月期の実績について開示区分の変更を反映した数値を記載している。
  • セグメント別の営業利益は各セグメント内の事業間取引の消去を含んでいるため、事業別の営業利益を単純合算した数字とは一致しない。
「マテリアル」セグメント
基盤マテリアル事業において、原燃料価格高騰に伴う交易条件の悪化や、在庫受払差による減益を見込むが、アクリロニトリルは価格フォーミュラ化の進展により減益幅が抑制されることに加え、自動車生産回復に伴う自動車内装材事業の回復、セパレータの増販に加え、デジタル関連ソリューション事業の成長を見込み、当期並みの営業利益を見込む。
「住宅」セグメント
当期以上に資材価格等の上昇を見込むものの、コストダウンや物件の大型化・高付加価値化を推進し、建築請負部門を中心に増益を計画している。また海外事業は、北米事業では木材価格変動に伴い増益となった当期からは減益を見込むが、豪州事業が堅調に推移する見込みである。
「ヘルスケア」セグメント
医薬事業において、免疫抑制剤「Envarsus XR」を中心に主力製剤の拡販により、増益を見込む。クリティカルケア事業は買収影響により営業利益は当期並みとなるが、除細動器や着用型自動除細動器「LifeVest」のが引き続き堅調に成長し、EBITDAでは増益を見込む。

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