プレスリリース

「旭化成ヨーロッパ」の設立について

2016年3月9日
旭化成株式会社

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:浅野 敏雄)は、このたび、欧州市場における事業拡大のため、ドイツ・デュッセルドルフ市に「旭化成ヨーロッパ」を設立し、本年4月1日より営業を開始しますのでお知らせします。

1.設立の背景・目的

当社は、本年4月1日より旭化成ケミカルズ(株)、旭化成せんい(株)、旭化成イーマテリアルズ(株)の素材関連子会社3社を吸収合併し、旭化成エレクトロニクス(株)とともにマテリアル領域として集約し事業持株会社として事業間の連携強化、シナジーの最大化を目指します。マテリアル領域では、事業横断的にマーケティング活動、製品提案力を強化し、中でも多くの事業が取り組んでいる自動車分野に注力します。
欧州市場におけるマテリアル領域の顧客の多くが自動車関連産業であり、域内でもドイツは、自動車分野のグローバルな情報発信基地として重要な拠点となっています。これまで欧州において、事業ごとに現地法人を設立し事業活動を行ってきましたが、欧州自動車関連産業との連携を深め、さらなる拡大が期待される自動車分野を中心に、欧州市場での事業拡大を加速するため、ドイツ・デュッセルドルフ市に「旭化成ヨーロッパ」を設立し、本年4月1日より営業を開始することとしました。
「旭化成ヨーロッパ」では、マテリアル領域での自動車関連産業を中心とした事業横断的マーケティング、ならびに自動車関連素材の研究開発・技術サービスや顧客ニーズへの迅速かつ効率的な対応を行い、欧州市場でのプレゼンスの向上、収益最大化を図ってまいります。
なお、ヘルスケア関連事業および、現在の拠点が事業上最適な現地法人については、従来通りの拠点で活動を継続します。

2.旭化成ヨーロッパの概要

(1)社名
旭化成ヨーロッパ(英文:Asahi Kasei Europe GmbH)
(2)所在地
ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市
(3)代表者
堤 秀樹(4月1日就任予定)
(4)資本金
100万ユーロ
(5)株主
旭化成株式会社100%出資
(6)事業内容
化学品、樹脂製品、繊維、電子部品の販売・マーケティングなど
(7)営業開始日
2016年4月1日

以上