新製品「ZOLL AED 3 BLS」発表について 成人に加え、小児向けの胸骨圧迫ヘルプ機能を搭載したAED
2019年10月2日
旭化成ゾールメディカル株式会社
旭化成グループにて日本国内での救命救急医療事業を手掛ける旭化成ゾールメディカル株式会社(本社:東京都港区、社長:坂野 誠治、以下「AZM」)は、成人/小児の胸骨圧迫ヘルプ機能を搭載した医療従事者向け自動体外式除細動器「ZOLL AED 3 BLS」を発表しましたのでお知らせします。
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「ZOLL AED 3 BLS」
製品概要
- 販売名
- ZOLL AED 3 BLS 自動体外式除細動器
- 承認番号
- 23000BZI00002000
- 一般的名称
- 半自動除細動器
- 外国特例承認取得者
- ZOLL Medical Corporation(米国)
- 選任製造販売業者
- 旭化成ゾールメディカル株式会社
「ZOLL AED 3 BLS」は、大きく2点の特長を有します。
- 1.米国ZOLL社独自の「Real CPR Help」機能が大きく進化し、従来の成人に加え小児に対しても適用可能になりました。「Real CPR Help」は、傷病者に対する救助者の胸骨圧迫のテンポと深度をリアルタイムで計測・表示し、的確に救助者にフィードバックを行い、有効な胸骨圧迫を支援する機能です。
- 2.心電図解析から電気ショックまでの胸骨圧迫中断時間を大幅に短縮する新機能「RapidShock」※を搭載しました。この機能は、傷病者がショックを必要とするか否かの判断に要する解析時間を、当社従来製品の最短時間(6秒間)を半分にし、最短3秒間の高速解析を実現しました。
- ※成人のみ適用
これらの新機能により、傷病者の蘇生率向上を図り、一つでも多くの“いのち”を救うことを目指していきます。
なお、10月2日(水)~4日(金)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される第47回日本救急医学会総会・学術集会におけるAZMブースにて、「ZOLL AED 3 BLS」の国内初展示を行います。
旭化成ゾールメディカル株式会社(AZM)について
AZMは、米国を中心に世界140か国以上で救命救急医療事業を展開するZOLL社(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:ジョン・レナート)の日本での事業の拡大のために2012年8月に設立され、ZOLL社の各種製品の販売を行っています。
今後もAZMでは、日本における救命救急治療への貢献を目指した取り組みを拡大させるとともに、旭化成グループのヘルスケア領域の成長に寄与してまいります。
以上