国際持続可能性カーボン認証「ISCC PLUS認証」取得のお知らせ
2022年11月15日
旭化成株式会社
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「当社」)および当社の関係会社は、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証※1を複数製品について新たに取得しましたので、お知らせします。
本認証は、バイオマス原料や再生原料等が、製品製造を含むサプライチェーンにおいてマスバランス方式※2で適切に管理されていることを担保します。今回の認証取得により、当社は今後、ISCC PLUS認証製品の取り扱いが可能となります。
ISCC PLUS認証取得 製品
会社名 | 製品 | 製品名 |
---|---|---|
旭化成株式会社 | アクリロニトリル(AN)※3 | |
メタクリル酸メチル(MMA) | ||
ポリメタクリル酸メチル(PMMA) | 「デルペット™」「デルパウダ™」 | |
スチレン・ブタジエンゴム(SBR) | 溶液重合スチレン・ブタジエンゴム「タフデン™」 | |
ブタジエンゴム(BR) | ポリブタジエンゴム「ジエン™」 | |
ポリオキシメチレン | ポリアセタール樹脂「テナック™」 | |
PP/PEコンパウンド | 成形機用洗浄剤「アサクリン™」 | |
三菱ケミカル旭化成 エチレン株式会社 |
エチレン、プロピレン等 | |
岡山ブタジエン株式会社 | ブタジエン |
- ※32022年1月の東西石油化学株式会社に続いて、水島製造所製造所のISCC PLUS認証を取得しました。
2022年1月21日リリース
当社グループは、「Care for Earth」の観点から「カーボンニュートラルでサステナブルな世界の実現」を目指しており、バイオマス原料や再生原料、再生可能エネルギーの使用などの取り組みに注力しています。当社グループは、他社との協働を深化させながら、『中期経営計画 2024 ~Be a Trailblazer~』にもとづき、上記のような特性を有する製品・サービスの提供をより進めることで、社会や顧客からの期待に応えてまいります。
- ※1ISCC(International Sustainability and Carbon Certification、国際持続可能性カーボン認証)PLUS認証:
ISCC認証は持続可能性および炭素に関する国際認証であり、その中でISCC PLUSは全世界に販売される主にバイオベースや再生由来等の原料や製品について、サプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。 - ※2マスバランス方式:
複数の種類の原料(例:バイオマス原料等と化石燃料由来の原料など)により製品を製造した際に、特定の材料(例:バイオマス原料等)の投入量に応じ、製品の一部にその特性全てを割り当てる方式。ISCC PLUSシステムで採用されている管理方式です。
以上