医薬事業のグローバル研究開発拠点を湘南アイパークへ移転
One AK Pharma体制のもと、創薬のオープンイノベーションを加速
2025年12月22日
旭化成ファーマ株式会社
旭化成ファーマ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：青木 喜和、以下「当社」）は、医薬事業のグローバルな研究開発機能の力の最適化およびオープンイノベーションのさらなる推進を目的として、2027年1月（予定）に、現拠点のある大仁地区（静岡県伊豆の国市）から湘南ヘルスイノベーションパーク（本社：神奈川県藤沢市、以下「湘南アイパーク」）へ、研究開発拠点を移転することを決定しましたので、お知らせします。
当社は、「ひとりひとりの“いのち”に真摯に寄り添い、豊かなアイデアと確かなサイエンスで、アンメットメディカルニーズを解決する」というミッションのもと、アンメットメディカルニーズの解決に貢献するグローバルスペシャリティファーマを目指しています。現在の静岡県大仁の拠点は、グローバルスペシャリティファーマの研究開発拠点として、特に自己免疫疾患、重症感染症、移植領域、腎臓疾患など、当社が強みを持つ疾患領域に注力し、世界に通用する新薬の創出に経営資源を集中しています。
このたびの拠点移転は、当社が積極的に推進する外部連携や協業などのオープンイノベーション活動をよりいっそう加速させるものです。
湘南アイパークには、製薬企業をはじめ、次世代医療、AI・デジタルヘルス、ベンチャーキャピタル、アカデミアなど多様な業種と規模のプレイヤーが集積し、世界に開かれたライフサイエンスエコシステムが形成されています。加えて、立地的に利便性も高く、かつ優秀な研究開発人財の獲得にも寄与すると考えています。当社は、湘南アイパークへの入居を通じて、入居企業・団体との活発なネットワークを構築し、協業の機会を拡大してまいります。
また、湘南アイパークが有する最先端のオープンラボや共有機器を積極的に活用することで、研究投資の効率化とリソースの最適化を図り、研究開発業務全体のスピードアップを推進します。これにより、当社が強みを持つ疾患領域の創薬研究ノウハウと、異業種の最先端技術・知見とを融合させ、重点領域における画期的な新薬創出や新たなソリューション開発を加速し、世界中の患者さんの“いのち”と“くらし”に貢献してまいります。
移転先の研究開発拠点概要
- 名称
- 旭化成ファーマ株式会社 湘南イノベーション研究所（仮称）
- 所在地
- 〒251-8555 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1 湘南ヘルスイノベーションパーク
本件に伴い当社のキャリア採用の募集要項が一部変更となります。詳しくは当社ウェブサイトをご覧ください。
湘南ヘルスイノベーションパーク（湘南アイパーク）について
湘南アイパークは、2018年4月に設立された製薬企業発のサイエンスパークです。アイパークインスティチュート株式会社（代表取締役社長：藤本 利夫）が運営を担い、幅広い業種や規模の産官学が結集し、ヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。製薬企業のみならず、次世代医療、AI、行政など約190社、2500人以上（2025年11月現在）の企業・団体が集積し、エコシステムを形成しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
以上