骨粗しょう症疾患啓発活動「STOP ドミノ骨折キャンペーン」実施のお知らせ
俳優・山口智子さんを起用したテレビコマーシャルを開始
2025年6月16日
旭化成ファーマ株式会社
旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:青木 喜和、以下「当社」)は、2025年6月16日より俳優の山口智子さんを起用したテレビコマーシャルを中心に、インターネット広告やWEBサイトを活用した骨粗しょう症治療の疾患啓発活動「STOP ドミノ骨折キャンペーン」を開始します。
日本では約1,590万人の骨粗しょう症患者さんがいるとされ、特に女性に多くみられる疾患です※1。50歳代女性の10人に1人、60歳代女性の5人に1人、70歳代女性の3人に1人、80歳以上の女性の2人に1人が骨粗鬆症といわれています※2。高齢化に伴い、骨粗しょう症による骨折は今後も増加すると予測されており、骨粗しょう症による脆弱性骨折の中で最も多いのは、椎体骨折です※3。そして骨粗鬆症による骨折を一度起こすと、次の骨折が起きやすくなることが知られています※4。
椎体骨折は大腿骨近位部骨折と同様に、その後の健康や寿命に悪影響を与えること等が報告されています※5, 6。しかし、骨折をきっかけに骨粗しょう症の治療を始める人はまだ少なく、治療を始めても途中でやめてしまう人が多いのが現状です※7。
今回の疾患啓発活動では、患者さんが早い段階で骨折に気づいて医療機関を受診し、適切な治療を受けることを促します。そして、次々に別の場所も折れてしまう、通称“ドミノ骨折”を防ぎ、さらなる症状や障害の悪化を防止することの重要性を啓発してまいります。
「STOP ドミノ骨折キャンペーン」概要
本活動では、テレビコマーシャルを中心に、WEBサイト等で骨粗しょう症によるドミノ骨折と、骨折していたらすぐに治療が必要であるというメッセージを患者さんに向けて発信し、医療機関への受診を促します。患者さんを適切な治療へ導くことで、“ドミノ骨折”を予防し、一人でも多くの患者さんが、生涯、しなやかに歩き続けられるようになることを目指します。
- キャンペーン期間
- 2025年6月16日(月)~(終了時期は未定)
- キャンペーン実施内容
- ・全国テレビコマーシャル、インターネット広告
・病院内掲示用ポスターの配布
・キャンペーン特設WEBサイト開設
キャンペーンアンバサダー
キャンペーンアンバサダーとして、俳優の山口智子さんを起用し、テレビコマーシャルやキャンペーン特設WEBサイト、病院施設内ポスターなどを通じて、骨粗しょう症治療を応援してまいります。
- 院内ポスター(左)、テレビコマーシャル(右)
山口智子さんからのメッセージ
「こんにちは、山口智子です。旭化成ファーマ「STOPドミノ骨折キャンペーン」に出演させていただきます。身体も、心も、しなやかに。前を向いて、胸を張って、元気に人生を歩みましょう!!STOP!ドミノ骨折!骨粗鬆症の治療を応援します!」
旭化成ファーマ株式会社について
旭化成ファーマは、「ひとりひとりの“いのち”に真摯に寄り添い、豊かなアイデアと確かなサイエンスで、アンメットメディカルニーズを解決する」というミッションのもと、本キャンペーンを通じて、「病気を理由に、やりたいことを諦める人を、ゼロにする」社会を目指していきます。
出典
- ※1 Yoshimura N et al. J Bone Miner Metab. 2022; 40(5): 829-838.
- ※2 Noriko Yoshimura, et al.J Bone Miner Metab 2009;27:620-8.
- ※3 Sakuma M et al. J Bone Miner Metab. 2014; 32(2):200-205.
- ※4 Johansson H et al. Osteoporos Int. 2017;28(3):775-780
- ※5 Bliuc D et al. JAMA. 2009; 301(5):513-521.
- ※6 Cauley JA et al. Osteoporos Int. 2000; 11(7):556-561.
Hadji P et al. Arch Gynecol Obstet. 2021; 304(3):703-712. Johansson H et al. Osteoporos Int. 2017; 28(3):775-780. - ※7 S Nakatoh,et al,Archives of Osteoporosis (2021)16:131
以上