旭化成、高性能電池向け電解液技術「Acetolyte™」の中国市場初となるライセンス契約を締結
2026-08-06T11:00:00
旭化成株式会社
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旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)はこのたび、ハイケム株式会社(本社:東京都港区)の中国における貿易業務の中核を担うグループ会社である高化学(上海)国際貿易有限公司(本社:中国・上海市、以下「ハイケム上海」)と、中国市場において、旭化成の超イオン伝導性電解液技術「Acetolyte™」に関する非独占のライセンス契約を締結したことをお知らせします。

旭化成本社にて、左から、ハイケム株式会社 高 裕一氏、高化学(上海)国際貿易有限公司 龍 月元氏、旭化成株式会社 松崎 修、飯塚 裕人

本契約は、中国市場におけるAcetolyte™の初めてのライセンス契約です。旭化成はハイケム上海へ非独占で製造・販売ライセンスを供与し、同社は電池メーカーに本技術を採用した電解液を供給します。両社は、中国市場での顧客開発や供給体制の構築を通じ、Acetolyte™電解液の採用拡大を目指します。

本ライセンス契約のスキーム図

中国では、電気自動車(EV)やエネルギー貯蔵システム(ESS)の普及を背景に、高性能なリチウムイオン電池の需要が拡大しています。ハイケム上海は、中国の電池材料分野で幅広い顧客基盤と事業ネットワークを有しており、旭化成は同社との協業を通じて中国のお客様への迅速な製品供給を推進するとともに、Acetolyte™のさらなる市場展開を目指します。

代表者コメント

ハイケム上海 総経理 龍 月元氏

「ハイケムは、約20年にわたりリチウムイオン電池関連事業に注力してまいりました。特に中国市場に対する深い知見と豊富な事業経験を有しております。旭化成のAcetolyte™は優れた低温特性を備えており、両社の緊密な協業を通じて、その価値を最大限に発揮することで、電池業界に新たな発展の可能性をもたらすものと確信しております。」

旭化成株式会社 常務執行役員 研究・開発本部長 松崎 修

「当社はこれまで、欧州でのライセンス供与や、その技術を活用した製品販売を通じてAcetolyte™の事業展開を進めてきました。今回、中国市場における初のライセンス契約を締結できたことは、Acetolyte™のグローバル展開をさらに加速する重要な一歩です。ハイケム上海との協業を通じて、中国のお客さまへ新たな価値を提供するとともに、ライセンシングを活用した事業展開をさらに推進してまいります。」

Acetolyte™について

Acetolyte™は、アセトニトリルを含有する旭化成が開発した電解液技術です。高いイオン伝導性により、低温環境における出力向上と高温環境での耐久性向上を可能とします。さらに、電池コストの低減や電池パックの小型化にも寄与し、エネルギー密度の向上にも貢献します。

旭化成の無形資産の活用について

旭化成は2025年4月に発表した『中期経営計画2027 ~Trailblaze Together~』のもと、研究開発においては「変わる未来のはじまりを。」を理念に掲げ、無形資産を活用した「TBC(Technology value Business Creation)」を推進しています。これは旭化成が保有する豊富な無形資産を多様な形態やライセンスとして提供・活用し、収益化を図る取り組みです。こうしたライセンス活用によるビジネスを、2025~2027年度で10件以上生み出し、2030年頃までの累積利益貢献で100億円以上を目指しています。

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ご参考

TBCプロジェクトサイト
モビリティ関連情報サイト

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以上

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