全日本柔道選手権大会
中野、6度目の挑戦で悲願の初優勝!
4月29日(月)東京都・日本武道館にて全日本柔道選手権大会が開催され、8名の選手が出場しました。
初優勝を目指す中野は2回戦からの登場、相手は全日本選抜体重別選手権で苦杯を喫した香川選手(ALSOK)との対戦となりました。試合は中野が積極的な攻めを見せるも、香川選手も応戦し一進一退の攻防が続きます。その後もお互いに決定的な場面を作るまでには至らず試合は終了、勝敗は旗判定に委ねられました。判定は2-1で中野、僅差で初戦を突破しました。この勝利で勢いがついた中野は3回戦、準々決勝、準決勝と勝利を重ね、決勝戦まで勝ち進みます。決勝戦は原沢選手(長府工産)との対戦となりました。決勝戦は8分間ということもあり、試合序盤は共に組手を重視したスロースタートとなります。中盤から中野がギアを上げ、大内刈、内股を軸に攻め込み優位に試合を進めます。しかし、中野に疲労が見え始めた終盤、原沢選手の猛烈な反撃を受け、勝負は分からなくなります。最後は両者死力を尽くし攻め合い、試合終了。勝敗は旗判定に持ち込まれました。満場固唾を呑む中で行われた判定は中野を2人の審判が支持。判定2-1で見事6回目の挑戦で悲願の全日本選手権初優勝を果たしました。
試合結果
個人戦
優勝 | 中野 寛太 |
---|---|
3位 | 王子谷 剛志 |
3回戦敗退 | 羽賀 龍之介 |
2回戦敗退 | 石内 裕貴 |
2回戦敗退 | 尾原 琢仁 |
2回戦敗退 | 千野根 有我 |
1回戦敗退 | 後藤 龍真 |
1回戦敗退 | 飯田 健太郎 |
出場選手
- 中野 寛太
- 王子谷 剛志
- 羽賀 龍之介
- 石内 裕貴
- 尾原 琢仁
- 千野根 有我
- 後藤 龍真
- 飯田 健太郎