令和7年全日本柔道選手権大会

中野、大会連覇ならず3位入賞

4月29日(火・祝)、東京・日本武道館にて「全日本柔道選手権大会」が開催され、6名の選手が出場しました。
本大会は、男子柔道における体重無差別で日本一を競う、年に一度の格式ある大会です。
大会連覇を目指す中野寛太は2回戦から登場し、内股による一本勝ちで順調に初戦を突破。続く3回戦では、東京オリンピック男子100kg級金メダリスト・ウルフ・アロン選手(パーク24)と対戦し、3分13秒に小内刈で「有効」を奪取。その後も集中力を切らさず、優勢勝ちを収めました。さらに4回戦では、得意の足技を軸に試合の主導権を握り、旗判定3-0で勝利して準決勝へ進出しました。
準決勝では、昨年大会の初戦でも顔を合わせた香川選手(ALSOK)と再戦。香川選手は4回戦で太田彪雅との接戦を制し、勢いに乗って準決勝へと進出してきました。序盤から中野は掬投や内股で果敢に攻めましたが、香川選手の巧みな試合運びにより、一進一退の攻防が続きます。試合開始から2分9秒、不十分な組み手となった中野に対し、香川選手の引込返が決まり「技あり」を奪われました。その後も中野は反撃を試みましたが、得点には至らず準決勝で敗退。目標としていた大会連覇には届かず、3位入賞となりました。

試合結果

体重無差別

3位 中野 寛太
5位 太田 彪雅
二回戦敗退 王子谷 剛志
二回戦敗退 飯田 健太郎
二回戦敗退 後藤 龍真
初戦敗退 鈴木 直登

試合結果

出場選手

  • 中野 寛太
  • 太田 彪雅
  • 王子谷 剛志
  • 飯田 健太郎
  • 後藤 龍真
  • 鈴木 直登

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