グランドスラム・ウランバートル2025

老野・岡田がグランドスラム初制覇！

7月25日（金）～27日（日）、モンゴルにて「グランドスラム・ウランバートル2025」が開催され、81kg級に老野祐平、90kg級に岡田陸が出場しました。グランドスラムは、年間約10大会が行われる主要な国際大会で、国内外での実績をもとに選手が選出されます。
大会2日目、老野は2回戦から登場。初戦は変則的な組み手にやや苦戦しながらも、終盤に大内刈で「有効」を奪い、優勢勝ち。続く準々決勝では序盤から攻勢に出て、内股で一本勝ちを収めました。準決勝は背負投で「技あり」を先取し、そのリードを守り切りました。
決勝の相手はアラブ首長国連邦のガジムラド・オマロフ選手。激しい組み手争いの中でも終始ペースを握り、試合時間残り5秒には大内刈で「技あり」を奪取。そのまま横四方固に移行して抑え込み、一本勝ちでグランドスラム初優勝を果たしました。
大会最終日には岡田が登場。初戦の2回戦は大内刈で一本勝ち、準々決勝では2度の抑え込みによる合技で勝利しました。準決勝では前半に指導でリードを許すも、延長戦（ゴールデンスコア）で粘り強く攻め続け、相手に3つ目の指導が与えられて反則勝ち。決勝進出を決めました。
決勝の相手は第1シード、ウズベキスタンのウマル・ボゾロフ選手。中盤以降は岡田が次第に主導権を握り、終盤には大内刈で「有効」を奪取。そのまま横四方固で抑え込み、一本勝ち。老野に続き、岡田もグランドスラム初優勝を飾りました。