社史編纂通信 vol.3 2019年11月歌には力がある。さあ歌おう「旭化成の歌」

1972年4月、旭化成の社歌が決定しました。現在では社歌は年始式やさまざまな式典、合唱団・部のコンサートなどで合唱されています。2020年の年の始めに、また2022年の創業100年に歌い継いでいきませんか。

社歌が決定するまで

「旭化成社歌」ができる以前は、提供番組のCMソングや工場歌などはありましたが、統一して歌われる社歌はありませんでした。そこで「社報あさひ(1970年11月3日号)」を通じて、従業員から社歌の歌詞を募集することになりました。

1970年1月に従業員に発表された行動指針「社員に期待する」の基調に通じるもの、親しみやすく格調の高いものを作品の条件として、広く従業員から募集し、106編の応募がありました。その中から6編を入選作とし、従業員の意見を参考に選考委員会で2編の候補作に絞り込みました。

その2編の候補作について、山上路夫氏に歌詞の補作を、いずみたく氏に作曲を依頼し曲を仕上げてから、録音テープを各地区に配布しアンケートを行いました。当時の従業員の57%にあたる13064名より回答があり、繊 維マーケティング部(当時)の村上重郁の作品に決定しました。

旭化成の歌としては、CMソングに「愛を育てる(スター千一夜)」「道(なるほど!ザ・ワールド)」「旭化成グループのうた(イヒ!君)」など、他にもたくさんあります。今回はご紹介できませんが、この3曲については楽譜がありますので、お問い合わせ下さい。

旭化成社歌

作詞 村上重郁/補作 山上路夫
作曲 いずみたく


風、光、力
大空めざして 鳩はとぶ
強くあかるく 力を合わせ
今日も生きよう 幸せ求めて
明日の旭を 若さでめざす
旭、旭、旭化成


風、光、力
命を育てる 陽の光り
誰も心に 希望をだいて
生きるうたごえ こだましてゆく
明日の幸せ 若さでめざす
旭、旭、旭化成


風、光、力
つないだこの手は 暖かい
緑やさしい この国守り
夢を豊かに 築いていこうよ
明日の旭を 若さでめざす
旭、旭、旭化成