1972年4月、旭化成の社歌が決定しました。現在では社歌は年始式やさまざまな式典、合唱団・部のコンサートなどで合唱されています。2020年の年の始めに、また2022年の創業100年に歌い継いでいきませんか。
社歌が決定するまで
「旭化成社歌」ができる以前は、提供番組のCMソングや工場歌などはありましたが、統一して歌われる社歌はありませんでした。そこで「社報あさひ(1970年11月3日号)」を通じて、従業員から社歌の歌詞を募集することになりました。
1970年1月に従業員に発表された行動指針「社員に期待する」の基調に通じるもの、親しみやすく格調の高いものを作品の条件として、広く従業員から募集し、106編の応募がありました。その中から6編を入選作とし、従業員の意見を参考に選考委員会で2編の候補作に絞り込みました。
その2編の候補作について、山上路夫氏に歌詞の補作を、いずみたく氏に作曲を依頼し曲を仕上げてから、録音テープを各地区に配布しアンケートを行いました。当時の従業員の57%にあたる13064名より回答があり、繊 維マーケティング部(当時)の村上重郁の作品に決定しました。
旭化成の歌としては、CMソングに「愛を育てる(スター千一夜)」「道(なるほど!ザ・ワールド)」「旭化成グループのうた(イヒ!君)」など、他にもたくさんあります。今回はご紹介できませんが、この3曲については楽譜がありますので、お問い合わせ下さい。
旭化成社歌
作詞 村上重郁/補作 山上路夫
作曲 いずみたく
二
風、光、力
命を育てる 陽の光り
誰も心に 希望をだいて
生きるうたごえ こだましてゆく
明日の幸せ 若さでめざす
旭、旭、旭化成
三
風、光、力
つないだこの手は 暖かい
緑やさしい この国守り
夢を豊かに 築いていこうよ
明日の旭を 若さでめざす
旭、旭、旭化成