プレスリリース

中国・南通での「デュラノール」新生産設備、
「デュラネート」第2系列の本格稼働に伴う開業式典開催のご報告

2015年6月3日
旭化成ケミカルズ株式会社

旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、このたび旭化成精細化工(南通)有限公司において、高機能ポリウレタン樹脂原料であるポリカーボネートジオール(PCD)「デュラノール」の新生産設備ならびにHDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系ポリイソシアネート「デュラネート」第2系列が本格稼働を開始し、本年6月2日、開業式典を現地にて執り行いましたので、お知らせします。
開業式典には、中国と日本からのお客様および関係者約140名にご出席いただきました。

1.経緯

PCDは、高耐熱性や高耐水性など高機能化が進むウレタン樹脂の原料として、世界的に需要が拡大しています。中でも、当社が独自に開発した高機能タイプのPCD「デュラノール」は、汎用タイプのPCDにはない相溶性と柔軟性を持っており、自動車内装用合皮、塗料、UVウレタン樹脂製品などの分野においてアジア市場でトップシェアを有しています。今後も高機能タイプのPCDは、ウレタン製品の高機能化に伴い、特に自動車や情報家電の生産基地である中国を中心とするアジア市場で、更なる市場拡大が続くと予想されています。
また、当社が独自に開発したHDI系ポリイソシアネート「デュラネート」は、耐候性をはじめとした化学的物性に優れ、自動車・建築・重防食等の無黄変ウレタン塗料の硬化剤や、インキ、接着剤、注型材の原料として幅広い分野で使用されています。中国を中心とするアジア市場では、自動車保有台数の拡大や社会インフラ整備の進展により、今後も高い成長が見込まれています。
当社は、今回の中国での両生産設備の本格稼働により、アジアでの安定供給体制を構築することで、高機能ポリウレタン樹脂原料メーカーとしての地位を確固たるものとし、一層の事業拡大を図っていきます。

社長の小林による式典でのあいさつ

「2007年の「デュラネート」の稼働開始以来、南通では順調に事業拡大を続けています。今回「デュラノール」の新生産設備、「デュラネート」第2系列の本格稼働により、高機能かつ高品質な製品を提供することで、ウレタン市場の成長が続く中国ならびにアジア市場の発展に貢献します。今後も立地条件の優れた南通でこの事業をさらに発展させる所存です。」

2.工場概要

(1)会社名
旭化成精細化工(南通)有限公司(Asahi Kasei Performance Chemicals Corp.)
(2)董事長
安西 克夫
(3)所在地
中華人民共和国 江蘇省南通市 経済技術開発区内
(4)資本金
44億円
(5)生産能力
ポリカーボネートジオール「デュラノール」中国商標「多耐乐」
3千トン/年、
HDI系ポリイソシアネート「デュラネート」中国商標「多耐徳」
第1系列 1万トン/年、第2系列 1万トン/年(今回増設分)、
計2万トン/年
(6)操業開始
「デュラノール」2014年11月(着工:2014年1月)
「デュラネート」第2系列 2015年5月(着工:2013 年11月)
(7)出資比率
旭化成ケミカルズ株式会社50%・旭化成(中国)投資有限公司50%
  • 挨拶する小林社長

  • 式典でのテープカット

以上