グループ事業紹介
旭化成グループは、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域で、事業持株会社である旭化成株式会社と7つの事業会社を中核に事業を展開してます。
マテリアル領域
旭化成
旭化成は、ケミカルをコアテクノロジーとする繊維、化学品、エレクトロニクス関連素材を手掛け、当社の技術力が活かせるフィールドにおいて、グローバルに成長を続けチャンスを追求しています。また、旭化成グループを束ねる事業持株会社として、「グループ全体戦略の立案」「グループ資源配分の最適化」「グループ経営執行の監督」の役割を担うとともに、多様な事業領域を融合することによる「新規事業の創出」にも注力しています。
- 環境ソリューション事業
- モビリティ&インダストリアル事業
- ライフイノベーション事業
旭化成エレクトロニクス
旭化成エレクトロニクスは、当社独自の開発・設計・生産技術と優れたマーケティング戦略によって、顧客の生産工程・最終製品に必要不可欠な素材、機能を提供しています。今後も、さらなる技術革新によって、顧客にとって存在感のあるパートナーとしての地位を確かなものとし、業界トップのポジションを確保していきます。
住宅領域
旭化成ホームズ
旭化成ホームズは、都市型住宅のリーディングブランドとして都市における社会課題の解決に取り組んでいます。ロングライフ住宅「ヘーベルハウス™」をはじめ、不動産関連事業・リフォーム事業およびその他住宅周辺事業の成長と新規事業開発によって、相乗的に成長を遂げる事業構造への転換を進めています。
- 住宅事業
旭化成建材
旭化成建材は、先進性を追求し、顧客ニーズに的確に対応した付加価値の高い製品や施工技術を開発・提供しています。ALC、基礎、断熱材、構造資材を4つのコア事業領域とし、高度化する顧客ニーズに応えるソリューション型製品を提供し、社会資本の整備に貢献します。
- 建材事業
ヘルスケア領域
旭化成ファーマ
旭化成ファーマは、重点領域としている整形外科領域や泌尿器領域に経営資源を集中し、世界に通用する新薬創出を進め、存在感のあるスペシャリティファーマを目指しています。また、診断薬事業では、成長が見込める製品に特化した経営資源の投入を進めていきます。
- 医薬事業
旭化成メディカル
旭化成メディカルは、慢性・急性腎不全や神経疾患、難病などのアンメットニーズに応える各種医療機器システム、最先端の開発が進むバイオ医薬品など新薬の安全・効率的な製造を可能とする製造プロセス製品など、たゆまぬイノベーションを通じ世界の医療の進歩に貢献します。
- 医療事業
ゾール・メディカル
ゾール・メディカルは、米国にある救命救急医療(クリティカルケア)機器メーカーです。米国を中心に既存製品の拡販を進めるとともに、欧州やアジアでの事業拡大を推進し、クリティカルケア分野においてグローバルな地位の確立を目指していきます。なお、ゾール・メディカル製品の日本における事業展開加速のため、2012年に日本法人として旭化成ゾールメディカルを設立し、同年血管内体温管理システム「サーモガード™システム」、2013年に着用型自動除細動器「LifeVest®」、救急隊・医療機関向け除細動器「X Series」、2014年に医療機関向け除細動器「R Series」について日本での製造販売承認を取得しています。
- クリティカルケア事業
ベロキシス
ベロキシスは、米国にある製薬企業です。独自のドラッグデリバリー技術※を活用した、腎移植後に用いられる免疫抑制剤を販売しています。ライセンス活動等の活性化により、新たな成⾧ドライバーとなる医薬品の獲得機会増加を目指し、グローバル・ヘルスケア・カンパニーへの進化を加速させていきます。
- ※体内での薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)を制御することで、薬物の効果を高め、副作用を抑えることを目的とした技術
- 医薬事業