旭化成グループのレスポンシブル・ケア | サステナビリティ | 旭化成株式会社

旭化成グループのレスポンシブル・ケア

レスポンシブル・ケア

レスポンシブル・ケア(RC)活動とは、化学物質を扱う企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るまで、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会とのコミュニケーションを図る活動です。1985年にカナダで誕生し、1989年には、国際化学工業協会協議会(ICCA)が設立され世界的に活動を展開しました。日本では1995年に日本レスポンシブル・ケア協議会(JRCC)が設立され、当社グループは、JRCC設立時より参画し、幹事会社としてRC活動を積極的に推進してきました。
当社グループは、ケミカル、エレクトロニクス事業分野などのマテリアル領域、建材事業分野も含めた住宅領域、および医療・医薬事業分野などのヘルスケア領域の全事業領域においてRC活動を実施しています。これは当社グループの特徴でもあります。

  • JRCC2011年4月より一般社団法人日本化学工業協会RC委員会として運営。

旭化成グループ マテリアル領域 住宅領域 ヘルスケア領域、環境保全 保安防災 労働安全衛生および健康 社会とのコミュニケーション 化学物質の管理 品質保証

旭化成グループのRC活動

RC担当役員のメッセージ

旭化成グループは、2019年度にサステナビリティをキーワードとした3カ年のグループ中期経営計画「Cs+ for Tomorrow 2021」をスタートさせました。事業目標の必達ならびにSDGsに象徴される持続可能な社会への貢献により企業価値の向上を目指します。
昨今、地球環境問題、企業に対する社会的存在としての意識の高まりなど、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。その中で旭化成グループは、グループ理念「私たち旭化成グループは、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。」のもと、現場、現物、現実の三現主義を実践し、グループ内外においても積極的にコネクトしながらRC活動をスパイラルアップさせ、お客様に信頼されるソリューションを提供していきます。
私たち旭化成グループは、RCを経営の最重要課題と認識し、RC目標の達成に努めるとともに、より高く、広い視点からRC活動を推進し、地球温暖化をはじめさまざまな環境問題の解決へ貢献する製品の開発を強化するなど、社会を含むすべてのステークホルダーの皆様に高い企業価値を提供していきます。

旭化成株式会社
代表取締役 兼 副社長執行役員
髙山 茂樹

方針

旭化成グループは、以下の方針を掲げRC活動を推進しています。

旭化成グループRC方針

環境保全、品質保証、保安防災、労働安全衛生および健康を、経営の最重要課題と認識し、開発から廃棄に至る製品ライフサイクルすべてにわたり、あらゆる事業活動においてこれらに配慮する。

  • 地球環境に充分配慮し、すべての事業活動に伴う環境負荷の低減に努める。
  • 顧客に安心と満足を与える品質を有し、安全な製品・サービスを提供し続ける。
  • 安定操業及び保安防災に努めるとともに労働災害の防止を図り、従業員と地域社会の安全を確保する。
  • 快適な職場環境の形成に努め、従業員の健康保持・増進を支援する。

法を遵守することはもとより、自ら目標を立て継続的な改善を行い、さらに積極的に情報を公開し、コミュニケーションを重ねることにより、社会の理解と信頼を得る。

2016年4月1日改訂

マネジメント体制

旭化成グループは、グループ全体のRC活動を「グループRC管理規程」などに定め、マネジメントシステムとして構築しています。社長直轄の組織としてレスポンシブル・ケア委員会(以下RC委員会)を設置し、計画・実績の審議を実施しています。本委員会はグループ横断的にサステナビリティを推進する「サステナビリティ推進委員会」とも連携しています。また、その下部組織としてRC推進会議を定期的に開催し、当社グループ全体、事業会社単位、支社・製造所単位などで、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルをそれぞれ回し、RC活動の継続的な改善を図っています。
また、RCマネジメントシステムは、環境保全については環境マネジメントシステム(ISO14001)、製品安全については品質マネジメントシステム(ISO9001)を有効に活用しています。また労働安全については労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)に準じて活動しています。

  • いくつかの工場群からなる地区を支社・製造所と呼び、支社長または製造所長が環境安全を統一的に管轄しています。

RC委員会運営組織

  • 旭化成 <委員長> 社長 RC担当役員 <RC実施統括者> 各支社長 各RC推進者、各製造所長 各RC推進者、各事業本部長 各RC推進者、研究・開発本部長 RC推進者、生産技術本部長 RC推進者、環境安全担当役員 品質保証担当役員 環境安全部長 品質保証部長、事業会社 各事業会社社長 各RC推進者

RC委員会/RC推進会議の構成

RC委員会 委員長 旭化成社長
委員 旭化成RC担当役員、旭化成環境安全担当役員、旭化成品質保証担当役員、旭化成RC実施統括者、旭化成環境安全部長、旭化成品質保証部長、健康経営推進室長、事業会社RC実施統括者
オブザーバー 旭化成監査役、委員長の指名した者
事務局 環境安全部(品質保証部)
開催頻度 1回/年
RC推進会議 議長 旭化成RC担当役員
委員 旭化成環境安全担当役員、旭化成品質保証担当役員、旭化成環境安全部長、旭化成品質保証部長、健康経営推進室長、旭化成RC推進者、事業会社RC推進者
事務局 環境安全部(品質保証部)
開催頻度 4回/年

目標と実績

RC教育の充実

当社グループではRC活動の確実な推進のため、RCに関する基礎知識習得とその理論を活用できるよう、実践的なRC教育を行っています。現場で活動している工場・製造部署の製造課長、環境安全課長をはじめとする第一線の課長とその候補者、さらに研究部署のグループリーダーと環境安全スタッフといったRCを実践しているキーパーソンを対象に研修教育を実施しています。
毎年度、新任者を中心とした対象者に、5教科(RC全般、健康、保安防災、環境保全、労働安全衛生)を計4日間の研修で教育し、2019年度は計73名が受講しました。
さらに、一層のレベル向上を目指して2012年度から開始した係長層のRC教育も、要望を取り入れながら改善、継続し、計3日間の研修教育スケジュールで2019年度は計163名が受講しました。今後も更に社内外のいろいろなニーズに応えられるような教育・研修を進めていきます。

RC大会の開催

当社グループでは、旭化成、グループ事業会社ならびに各地区で、毎年「RC大会」を開催しています。各大会では、RC活動状況の報告や活動事例の発表、外部の専門家による講話、安全表彰など、RC活動の活性化や情報の共有化を図っています。
2019年度の旭化成RC大会は12月に富士地区にて、630名の参加者を得て開催しました。

  • 旭化成社長 小堀秀毅による挨拶

  • 安全表彰受賞部場代表者一同