プレスリリース

結晶セルロース「セオラス」の製造部がFSSC22000の認証を取得

2015年7月22日
旭化成ケミカルズ株式会社

旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、このたび、添加剤事業部 セオラス製造部が、食品製造における食品安全の国際規格FSSC22000※1(Food Safety System Certification 22000)の認証を取得しましたのでお知らせします。

結晶セルロース「セオラス」は、独自の技術によりパルプのセルロース質の結晶部分を取り出して精製した医薬品、食品向けなどに用いられる添加剤です。医薬品用途では、錠剤の成形性を高める賦形剤として、食品用途では、ココア飲料等の懸濁安定性付与、菓子や惣菜の物性改良などに幅広く使用されており、お客様からの高い信頼を得ています。「FSSC22000」の取得とその確実な運用により、国内外に事業展開している食品メーカーなどに対し、さらなる安全・安心な製品の提案と提供が可能になります。

今後、当社は、「セオラス」の優れた機能性や品質の高さを活かし、また、今回の「FSSC22000」取得により、より一層お客様に満足していただく努力を継続し、食品安全に貢献するとともに添加剤事業の拡大を図ってまいります。

FSSC22000の認証取得概要

(1)登録製造現場
添加剤事業部 セオラス製造部(宮崎県 延岡市)
(2)登録日
2015年6月19日
(3)登録番号
JQA-FC0075
(4)審査機関
一般財団法人 日本品質保証機構
(5)有効期限
2018年6月18日
(6)登録範囲
微結晶セルロース及びその配合製剤の製造/品質保証

ご参考

  • ※1FSSC22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO 22000」と、それを補足する技術仕様書であるISO/TS 22002-1を統合したものであり、国際食品安全イニシアチブ(GFS)※2が認定したベンチマーク承認規格の一つです。
  • ※2GFSI(Global Food Safety Initiative:国際食品安全イニシアチブ)は、The Consumer Good Forum(TCGF)の下部組織で食品企業が順守すべき食品製造などに対する安全基準を承認し、食品安全を推進、確保する活動を行っている組織です。

以上