プレスリリース
骨粗鬆症治療剤「AK156」(ゾレドロン酸水和物)の
国内製造販売承認申請について
2015年9月30日
旭化成ファーマ株式会社
旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 一良)は、「AK156」(一般名:ゾレドロン酸水和物、以下「本剤」)について、骨粗鬆症を効能・効果として、本日、製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。
本剤はノバルティス ファーマ社(本社:スイス・バーゼル市)が開発したビスホスホネート製剤で、年1回投与の骨粗鬆症治療剤です。旭化成ファーマが2010年6月に本剤の日本における独占的開発・販売権を取得して、国内で開発を進めてまいりました。
旭化成ファーマは、本剤により骨粗鬆症の治療における新たな選択肢を提供できるものと期待しています。
AK156について
- 製品名
- 「リクラスト点滴静注液5mg/100ml(予定)」
- 一般名
- ゾレドロン酸水和物
- 効能・効果
- 骨粗鬆症(予定)
- 特徴
- 本剤は、ノバルティス ファーマ社が創製した骨吸収の亢進を抑制するビスホスホネート製剤です。石灰化した骨基質に蓄積したビスホスホネートは、破骨細胞に取り込まれ、その働きを直接阻害します。
本剤は、年1回の点滴静注で1年間の治療が行える唯一の骨粗鬆症治療薬として2007年に初めて米国で承認されました。その後欧州でも承認され、Reclast(米国)/Aclasta(米国以外の国)の製品名で、現在海外110カ国以上で承認されています。
以上