プレスリリース

「テリボン 皮下注用56.5μg」の韓国での販売開始について

2016年4月1日
旭化成ファーマ株式会社

旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 一良)は、骨粗鬆症治療剤「テリボン」(一般名:テリパラチド酢酸塩、日本販売名「テリボン皮下注用56.5μg」)に関して、韓国の導出先である東亞ST株式会社(本社:大韓民国ソウル特別市、社長:カン・スヒョン)が、本年3月28日より販売名「Teribone Inj.56.5μg」で韓国での販売を開始しましたので、お知らせします。

当社と東亞STは、2014年10月に「テリボン」の韓国における独占的開発・販売権を当社が東亞STに供与する契約を締結しており、2015年11月に東亞STが韓国食品医薬品安全庁より「骨折の危険性が高い閉経後女性の骨粗鬆症治療」を効能・効果として販売承認を取得しておりました。

韓国においても高齢化の進展に伴い骨粗鬆症患者数が増加しています。骨粗鬆症の患者さんには脊椎や大腿骨などの骨折が生じやすく、それらの骨折が寝たきりの原因となる可能性が高いため、骨粗鬆症に対する対策は韓国でも重要な課題となっています。

当社は、整形外科領域での豊富な経験と実績を有する東亞STが「テリボン」の速やかな普及を図ることにより、韓国における骨粗鬆症治療に大きく貢献できるものと期待しております。

東亞STの概要

会社名
東亞ST株式会社(Dong-A ST Co., Ltd.)
代表者
カン・スヒョン(Kang Soo-Hyoung)
本社
大韓民国 ソウル特別市
資本金
385億ウォン(約 41億円)
事業内容
医薬品の製造、販売
売上高
5,679億ウォン(約605億円)(2015年1-12月実績)
従業員
1,582名

以上