プレスリリース

フィンランドOrion社との戦略的提携について

2016年6月22日
旭化成ファーマ株式会社

旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 一良)は、Orion社(本社:フィンランド エスポー市、CEO:Timo Lappalainen)と、疼痛領域における研究・開発・商業化までを含めたグローバルな戦略的提携を行うことで合意し、このたび契約を締結しましたのでお知らせします。

今回の提携では、両社が同数の研究テーマを提供することで開発候補品をそれぞれ倍増させることが可能となり、得られた開発候補品の開発費用を両社で分担します。

本提携契約に基づき、両社はそれぞれ2件、計4件の研究テーマを提携ポートフォリオに入れます。両社は、提携ポートフォリオの中の相手方の研究テーマを共同で開発するオプション権を有しており、あらかじめ決められた時点でオプション権を行使した研究テーマについて、費用を分担して共同で開発を行います。販売テリトリーは、旭化成ファーマは東アジア・東南アジア・南アジア(アフガニスタン、パキスタンを除く)、Orion社は欧州・中央アジアとし、テリトリー内の売上に応じて互いにロイヤルティを支払います。上記以外の地域については最善の販売形態を今後検討していきます。

今回の提携により、旭化成ファーマは研究開発の効率向上および開発パイプラインの増強を目指します。

Orion社の概要

(1)会社名
Orion Corporation
(2)CEO
Timo Lappalainen(ティーモ ラッパライネン)
(3)本社
フィンランド エスポー市
(4)事業内容
医薬品、動物薬、原薬、および診断薬の各事業を欧州を中心としてグローバルに展開
(5)研究開発領域
中枢神経(CNS)、癌、呼吸器、疼痛
(6)売上高
10億1,600万ユーロ(2015年)
(7)従業員数
3,431人(2015年)

詳しくはOrion Corporation サイトをご覧ください。

以上