新中期経営計画『Cs for Tomorrow 2018』の策定について | 2016年度 | ニュース | 旭化成株式会社

プレスリリース

新中期経営計画『 Cs シーズ for Tomorrow 2018』の策定について

2016年4月25日
旭化成株式会社

当社グループでは、本年4月より、2018年度を最終年度とする3ヶ年の新中期経営計画『Cs for Tomorrow 2018』をスタートさせましたのでお知らせします。

『Cs for Tomorrow 2018』では、事業ポートフォリオを「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域に再編するとともに事業持株会社制に移行し、より戦略的かつ効率的な経営を行っていきます。また、「成長・収益性の追求」「新事業の創出」「グローバル展開の加速」を基本戦略に掲げ、7,000億円規模の投資を実行し、2018年度には売上高2兆2,000億円、営業利益1,800億円の目標達成を目指します。

1.前中期経営計画「For Tomorrow 2015」の総括

2011年度より実行してきた前中期経営計画「For Tomorrow 2015」では、「グローバルリーディング事業の展開」と「新しい社会価値の創出」の戦略を推進してきました。世界で競争力を発揮できる製品の製造設備の新増設を進めるとともに、米国の救命救急医療機器メーカーのZOLL Medical Corporationを買収しクリティカルケア事業に参入したほか、米国のバッテリーセパレータメーカーのPolypore International,LPを買収しバッテリーセパレータ事業の拡大を図ることで新しい社会価値の創出や事業基盤の獲得・強化に努めました。この間、合計約1兆円の成長戦略投資を実施し企業価値の増大を図るとともに、国内石油化学事業の基盤強化や収益向上プロジェクト等を通じ収益構造の改善も実施しました。反面、持株会社制移行後グループの総合力を生かした展開が十分に見られなかったことについては今後の課題と認識しています。

2.新中期経営計画『Cs for Tomorrow 2018』について

当社グループは、多角的な事業を通じて「クリーンな環境エネルギー社会」「健康・快適で安心な長寿社会」の実現に貢献していきます。2025年には「収益性の高い付加価値型事業の集合体」を目指し、『Cs for Tomorrow 2018』では、10年後の目標実現に向け「成長・収益性の追求」「新事業の創出」「グローバル展開の加速」の基本戦略を掲げ、多角的な事業と多様な人財の結束で飛躍の基盤を固めていきます。

また、子会社である旭化成建材株式会社の杭工事における施工データ流用等が判明したことを厳粛に受け止め、「現場」「現物」「現実」を重視して行動する「三現主義」を実践し、グループ一丸となってコンプライアンスの徹底と信頼回復に努めていきます。

(1)基本戦略について

  • 成長・収益性の追求

    「マテリアル」領域では、事業間の融合・シナジーを追求し、事業ポートフォリオの最適化、競争優位性の追求により収益性の向上を図ります。

    「住宅」領域では、社会が求めるニーズを掴み、「製品・施工・サービス」の総合力による事業強化とバリュー・チェーンを拡げる事業展開を図ります。

    「ヘルスケア」領域では、国内事業の収益強化を進めながら、グローバル事業基盤の強化を進めます。

  • 新事業の創出

    多彩な技術と多角的な事業を展開している当社グループの強みを結合し、コア技術の育成・獲得、マーケットチャネルの活用、高付加価値化の追求の3軸の視点で研究開発を進め、新事業の創出につなげていきます。

  • グローバル展開の加速

    日本、アジア、米州、欧州それぞれでのエリア戦略を明確にするとともに、M&Aによる事業展開や新しいビジネスモデルの構築、TPP等の新たな通商秩序に対応しグローバル展開を加速します。

(2)計数目標について

単位:億円 2015年度見通し※1 2018年度計画 2025年度展望
売上高 19,540 22,000 30,000
営業利益 1,640 1,800 2,800
親会社株主に帰属する当期純利益 900 1,100
還元性向 31.0% 35.0%
ROE※2 8.1% 9.0% 10.0%
D/Eレシオ※2 0.45 0.50 0.50
  • ※12016年2月4日発表の最新見通し
  • ※22015年度(予想)の数値は概算の数値

ご参考

予想・見通しに関する注意事項

当リリースに記載されている予想・見通しは、種々の前提に基づくものであり、将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証したりするものではありません。

以上