高出力殺菌用深紫外LED「Klaran」の販売開始について | 2016年度 | ニュース | 旭化成株式会社

プレスリリース

高出力殺菌用深紫外LED「Klaran」の販売開始について

2016年5月12日
旭化成株式会社

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「旭化成」)のグループ会社であるCrystal IS, Inc.(本社:米国ニューヨーク州、CEO:Larry Felton、以下「Crystal IS社」)は、窒化アルミニウム(AlN)の単結晶基板を用いた、水・空気・表面殺菌に使用可能な高出力殺菌用深紫外LED「Klaran(クララン)」を本年5月より販売を開始しましたので、お知らせします。

1.新製品について

このたび販売を開始した「Klaran」は、深紫外波長(250-280nm)に発光ピークを持つ深紫外LED(UVC LED)で、世界最高レベルの発光出力を有しています。「Klaran」は、殺菌に最も効果的な265nm周辺の波長を発光できる小型で高出力な深紫外LEDであり、省スペースでの殺菌機能の設計が可能となることから、ヘルスケア製品、家庭用機器等における水・空気・表面殺菌など、これまで紫外線殺菌が用いられなかった幅広い分野への用途の拡大が期待されています。また、2013年10月に採択された「水銀に関する水俣条約」に代表される水銀の環境負荷に対する国際的な意識の高まりに伴い、飲料水の殺菌やラボ用超純水製造装置などに使用されている水銀ランプの代替光源としても注目されています。

Crystal IS社は、結晶性の高いAlN基板の基礎技術を有しており、電子部品の製造技術を持つ旭化成と共同で深紫外LEDの開発を進めています。2014年4月に量産販売を開始した「Optan」は、計測機器の光源として使用可能な深紫外 LEDで、水質分析装置やDNA分析装置などにおいて採用されています。今後は計測機器向け「Optan」と殺菌用「Klaran」の2つのラインナップにより深紫外LEDの特長を生かした新しい市場開拓を行うとともに、最先端の技術開発、生産体制の強化を行い、事業の拡大を図ってまいります。

2.製品特長

  • (1) 発光波長:250~280nm
  • (2) 発光出力:15~30mWと高輝度な発光を実現
  • (3)高信頼性、長寿命、省電力
  • (4)AlNの単結晶基板上に薄膜を形成
  • (5)3.5mm角セラミックパッケージ
  • 殺菌用深紫外LED「Klaran」

Crystal IS社概要

設立
1997年 Rensselaer Polytechnic Instituteからのスピンオフ
所在地
米国ニューヨーク州
CEO
Larry Felton
事業内容
AlN基板を用いた深紫外LEDの開発、製造・販売
Crystal IS社のウェブサイト

以上