リチウムイオン二次電池用セパレータ「ハイポア」の設備能力増強について | 2016年度 | ニュース | 旭化成株式会社

プレスリリース

リチウムイオン二次電池用セパレータ「ハイポア」の設備能力増強について

2016年5月25日
旭化成株式会社

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)のセパレータ事業本部(事業本部長:高山 茂樹)は、このたび、滋賀県守山市においてリチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータ「ハイポア」の設備増強を決定しましたので、お知らせします。

  • LIBの正極・負極間に位置する多孔質膜で、正極・負極間でリチウムイオンを透過させる機能を有するとともに、正極と負極の接触を遮断し、ショートを防止する部材。

1.背景

LIB市場では、従来の民生用電子機器用途に加え、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車載用途が急速に成長することが見込まれています。
当社グループは、LIB用セパレータとして「ハイポア」「CELGARD」を有し、湿式、乾式の双方を手がけるメーカーとして世界No.1のポジションを確立しています。現在、「ハイポア」は滋賀県守山市および宮崎県日向市に、「CELGARD」は米国および韓国に生産拠点を設け、積極的な事業拡大を図っています。今後のさらなるLIB用セパレータ需要の拡大に向けた安定供給体制をより一層強固にするため、このたび滋賀県守山市において「ハイポア」の設備増強を決定しました。
今回の増強により、当社グループのLIB用セパレータの生産能力は、湿式が約4億1,000万m2/年、乾式が約2億m2/年となり、合計約6億1,000万m2/年となります。

2.設備増強計画概要

(1)立地
滋賀県守山市 (守山製造所内)
(2)生産品目
LIB用セパレータ「ハイポア」
(3)増強能力
約6,000万m2/年
(4)設備投資額
約60億円
(5)稼働時期
2018年上期商業運転開始予定

3.今後の事業展開について

当社グループは、セパレータ事業をマテリアル領域における重点事業と位置付けています。本件投資以降も今後の需要拡大に伴い、2020年までに、湿式・乾式合わせて11億m2/年の供給体制を整備する計画です。なお、これらの増設に必要な投資額として、150億円から200億円程度を見込んでいます。

以上