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お知らせ

「デュポン ソロナ」を使用した三次元立体編物「フュージョン」高反発タイプの販売開始および展示会への出展について

2017年8月29日
デュポン・スペシャルティ・プロダクツ株式会社
旭化成アドバンス株式会社

デュポン・スペシャルティ・プロダクツ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:田中 能之、以下「デュポン」)と旭化成アドバンス株式会社(本社:東京都港区、社長:浅野 泰、以下「旭化成アドバンス」)は、旭化成アドバンスが販売する三次元立体編物「フュージョン」に植物由来のポリトリメチレンテレフタレート(PTT)樹脂「デュポン ソロナ」を採用した高反発の新製品を今秋から販売いたします。また、同製品を第84回東京インターナショナルギフト・ショー2017秋(以下「ギフト・ショー」)へ出展することをお知らせします。

今回販売される三次元立体編物「フュージョン」高反発タイプは、ジグザグな分子構造を持つ「デュポン ソロナ」を使用したモノフィラメントを生地の連結糸に利用することで、従来の「フュージョン」に比べて、高い反発性、厚みの変わりづらさ、薄くても底付きしにくい反発力があり、高温洗濯時の収縮率が少ない特性があります。このような特性を活かし、寝具、椅子のシート等、耐久性が求められる用途に適した素材となります。

  • 三次元立体編物「フュージョン」高反発タイプ
  • 三次元立体編物「フュージョン」高反発タイプ

三次元立体編物「フュージョン」高反発タイプ

「デュポン ソロナ」は、デュポンのバイオ技術を用いて植物の糖を発酵させてつくる1,3-プロパンジオールとテレフタル酸を共重合した37%が植物由来のポリトリメチレンテレフタレート(PTT)樹脂で、バイオマスプラマーク認定を取得しています。生物由来の原料を使うことにより、ナイロン6やナイロン66に比べ、製造時の化石燃料エネルギーの使用量が少なく、温室効果ガスの排出量を削減することができます。

ギフト・ショーでは新しい「フュージョン」のサンプルを展示し、新たな機能性を活かした使用例等をご提案いたします。

ギフト・ショー開催概要

日時
2017年9月6日(水)~9月8日(金) 10:00~18:00 ※8日(金)は17:00まで
場所
東京ビッグサイト 東6-T49-16 (旭化成アドバンス ブース)
  • 「デュポン ソロナ」は、米国デュポン社の登録商標です。
  • 「フュージョン」は旭化成(株)の登録商標です。

以上