研究開発戦略 | 研究・開発 | 旭化成株式会社

サステナビリティ

富士支社内の「あさひ・いのちの森」が『SEGES:2017そだてる緑』部門Excellent Stage2認定を取得しました

2017年9月7日
旭化成株式会社
旭化成ホームズ株式会社

旭化成・旭化成ホームズが2007年より管理・運営を行っている「あさひ・いのちの森」が、公益財団法人都市緑化機構が主催する『SEGES(シージェス)(社会・環境貢献緑地評価システム)そだてる緑』部門におけるStage2認定を取得しました。

「あさひ・いのちの森」は、静岡県内有数の工業地帯の中心に位置する、旭化成(株)富士支社の旧工場跡地に、富士市沿岸部原風景の再生を目指して2007年に開始した環境再生ゾーンです。入念な事前調査を経て、工場跡地の完全な更地から設計した造成地に、従業員・地域有志2,000人余による2万本の植樹をもってスタートしました。以降、専門家と共に綿密な緑地維持・管理計画を着実かつ継続的に実施することで、富士市固有の希少植物を含む多様な動植物の定着に成功しました。また、活動開始当初から当緑地を活用し、学童による森の見学会や地域住民向けのホタル観賞会実施を通し、本取り組みの周知に努めてきました。こうした一連の取り組みが評価され、今回の認定取得に至りました。

今後さらに活動を継続していくとともに、より多くの皆さまへ10年間の取り組みで得た知見の周知につとめることで、地域の生物多様性保全に努めてまいります。

  • 「あさひ・いのちの森」(撮影2017年6月)

  • 『SEGES(シージェス)(社会・環境貢献緑地評価システム)』
  • 『SEGES(シージェス)(社会・環境貢献緑地評価システム)』
    企業が保有・創出する緑地事業について、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和、地域生態系の保全と創出、地域社会とのコミュニティ醸成や安心・安全なまちづくり等、社会や環境に貢献していると考えられる事業を(公財)都市緑化機構が認定するもの。『そだてる緑』『つくる緑』『都市のオアシス』という3つの認定部門から構成され、今回は企業が所有する緑地(300m2以上)の優良な保全・創出活動を認定する『そだてる緑』部門での認定となります。Excellent Stage2は、緑地を通じた社会・環境貢献性が極めて高いと認められるサイトに与えられる認定ラベルです。

以上