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サステナビリティ

内閣府の取り組み「夏のリコチャレ2017」に賛同して、女子高校生向けのイベントを2件、開催しました

2017年8月25日
旭化成株式会社

当社は、内閣府が中心となって推進している理工系女性人材育成のための「理工チャレンジ(リコチャレ)」に、日本経団連の一員として賛同し、2015年の夏に始まった理工系を志望する女子中・高校生を対象とした「夏のリコチャレ」にも協力して、2015年よりイベントを実施してまいりました。
2017年も、理工系に興味のある女子高校生を対象に、将来の自分の姿をイメージしてもらい、理工系の進路を選択(チャレンジ)できるよう支援する機会を提供することを目的に『“リケジョ”のシゴト、知ろう、触れよう』と題して、8月23日(水)に当社富士支社(静岡県富士市)での研究所見学ツアーと女性研究員との交流会を、また、8月25日(金)に東京の当社本社でのヘルスケア系の仕事内容の紹介と女性社員と交流を行うセミナー形式のイベントを開催しました。

8月23日 “リケジョ”研究所ツアー&交流会

首都圏および三重県・静岡県の42名の女子高校生および同行を希望された保護者20名が参加しました。富士支社では、まず旭化成グループおよび富士支社の説明を聞いたあと、「科学・分析のシゴト」と「住まいのシゴト」の2コースに分かれ、それぞれ基盤技術研究所、住宅総合技術研究所を見学。実際に高度な研究機器を自分で操作して、紙幣の顔料、繊維の構成分子、ナスの色素など身近なものを分析したり、住宅の研究設備の見学とワークショップで住まいの温熱環境について学んだり、と普段接することのない研究設備を活用したプログラムを体験しました。さらに、女性研究員との交流会では、参加した女子高校生の皆さんが、受験勉強に関することから仕事のやりがいや面白さ、キャリア形成などについて率直に質問するなど、話が盛り上がりました。

8月25日 “リケジョ”ヘルスケア系セミナー&交流会

19名の女子高校生が参加し、理工系学部出身でヘルスケア系の仕事に携わる女性社員2名から、創薬研究・臨床開発とウイルス除去フィルターの海外マーケティングの仕事について話を聞きました。女性社員たちは、自分が携わる仕事の紹介はもちろん、今までのキャリア形成の過程で感じたこと、取り組んだこと、仕事のやりがいなどを語りかけました。その後、グループに分かれ交流会を行い、質疑応答を通じて、女子高校生の皆さんは、理工系のキャリアが生かされるヘルスケア系の仕事はさまざまなものがあり、それぞれにやりがい・面白さがあることを実感しました。

この「理工チャレンジ」への協力を通じて、当社は、理工系に進学し就職する女子生徒・学生を支援し、企業における女性従業員のいっそうの活躍を推進していきたいと考えています。

“リケジョ”研究所ツアー&交流会【科学・分析のシゴト】コース

  • 解析機器を操作して、分析業務を体験

  • 飲料のビタミンC濃度を測定

“リケジョ”研究所ツアー&交流会【住まいのシゴト】コース

  • ワークショップで、住まいの構造について学ぶ

  • モデルハウスのリビングで寛ぎながら、女性研究者と懇談

“リケジョ”セミナー&交流会

  • 薬学系の仕事について、女性研究者2名が詳しく説明。

    女性社員2名が、ヘルスケア系の仕事の面白さ・やりがい等を詳しく説明

  • 女性研究者との交流会。熱のこもったアドバイスを聞く

    交流会のもよう。熱のこもったアドバイスに耳を傾ける

以上