プレスリリース
当社の製品素材を用いた新しい“いけばな”を制作・展示
2018年11月5日
旭化成株式会社
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「当社」)は、草月文化事業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:勅使河原 茜、以下「草月流」)との共創により、当社の製品素材を応用した“いけばな”『インスピレーションの結晶』を制作しましたのでお知らせします。
1.背景
当社は技術と芸術の融合による新事業創出を目指し、草月流との共創を進めてきました。この取り組みは、従来型の数値性能で表す工業的指標ではなく、「きれい」「ここちよい」といった気持ちを表現する感覚指標に基づく、”新しい研究開発手法”への試みです。
2.概要
今回当社は、当社が持つ繊維・樹脂・フィルム・分離膜の先端素材を草月流に提供し、草月流は、それらを応用して“いけばな”作品として制作しました。本作品には以下の当社製品素材が使用されました。
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- 伸縮電線「ロボ電」
- 伸縮・屈曲に対し高耐久、電力と信号伝送性に優れた伸縮する電線。
https://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/roboden/
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- 「ベンベルグ」
- コットンリンターから生まれたキュプラ繊維
https://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/bemberg/
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- 「ベンリーゼ」
- 吸水性、透明性、密着性に優れた、コットンリンターから生まれた世界唯一のキュプラ長繊維不織布。
https://www.asahi-kasei.co.jp/bemliese/
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- 「ラムース」
- 当社の独自製法による3層構造の高級マイクロファイバースエード(人工皮革)。
http://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/lamous/
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- 「マイクローザ」
- 膜ろ過のために開発した高効率、高精度、高耐久性の中空糸状の膜。
http://www.asahi-kasei.co.jp/membrane/microza/jp/
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- 「OPS」フィルム
- ポリスチレン樹脂を原料として縦横両方向に延伸してつくられたコシ、光沢、透明性を持ち、水蒸気・酸素・炭酸ガスなどの透過性に優れたフィルム。
https://www.asahi-kasei.co.jp/opsfilm/
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- 「デルパウダ」
- 優れた透明性・表面硬度・耐薬品性を持つ、粉体形状のメタクリル樹脂成形材料。
https://www.akchem.com/pmma/products/delpouder/
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- 「サラン」
- 高い難燃性、耐薬品性、色の鮮やかさ、弾性回復性等優れた特性を有するポリ塩化ビニリデン系繊維。
https://www.asahi-kasei.co.jp/sarannet/
3.今後の展望
当社は今回の新たな取り組みを通じて新たな視点での製品プロモーションや、潜在顧客の掘り起こしを模索していきます。
今後も技術と芸術の共創という考え方を世に発信することで、これまでとは異なる事業領域のパートナーとの出会いを促進し、新しい研究開発手法のきっかけの創出に取り組んでまいります。
『インスピレーションの結晶』(デザイン/草月流 伊藤佑飛)
<本作品は、日比谷三井タワー30階の「旭化成受付エリア」に、約1カ月間展示されます。(2018年11月5日~12月7日)>
- ※一般の方の観覧、見学はお断りいたします。
いけばな草月流について
草月流は、従来のいけばなに疑問を持ち、「個性」を尊重した自由な表現を求めた初代・勅使河原 蒼風家元によって、1927年に誕生しました。「いつでも、どこでも、だれにでも」、そしてどのような素材を使ってもいけられるのが草月流。現在は、第四代・勅使河原 茜家元のもと、「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出す流派として、世界中で親しまれています。
一般財団法人草月会・草月文化事業株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館3階
以上