• プレスリリース

「SBI-3150」に関する旭化成ファーマ株式会社とSBIバイオテック株式会社の独占的ライセンス契約締結のお知らせ

2020年3月19日
SBIバイオテック株式会社
旭化成ファーマ株式会社

SBIバイオテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:入江 健、以下、「SBIバイオテック」)と旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 喜和、以下「旭化成ファーマ」)は、SBIバイオテックが保持する自己免疫疾患治療薬「SBI-3150」(非臨床段階)について、本日、独占的ライセンス契約を締結したことをお知らせいたします。

今回のライセンス契約に基づきSBIバイオテックは、旭化成ファーマに対して、全世界におけるSBI-3150の開発・製造・販売等を行うための独占的な実施権を許諾し、旭化成ファーマより契約一時金を受領いたします。旭化成ファーマは今後の開発・販売等を実施し、SBIバイオテックは開発進展に応じたマイルストーン、および売上に応じたロイヤルティを受領いたします(※1)。

SBI-3150は、免疫システムの司令塔と呼ばれるpDC(形質細胞様樹状細胞)(※2)、及び活性化B細胞(※3)に特異的に発現するPLD4(Phospholipase D family member 4)を標的としたモノクローナル抗体です。

旭化成ファーマとSBIバイオテックは本ライセンス契約締結により、SBI-3150の価値の最大化、および開発・商業化のスピードアップが実現できるものと期待しております。

両社は今後も難病に対する革新的新薬の創出を通して、人類の社会福祉に貢献することを目指してまいります。

  • ※1 契約一時金を含む契約金額は非公開情報のため記載しておりません。
  • ※2 pDC(形質細胞様樹状細胞)
    pDCは、免疫システムを構成する免疫細胞の1つであり、自己免疫疾患の発症に重要な役割を担っていることが明らかになっております。
  • ※3 B細胞
    B細胞は、リンパ球の一種で、異物の存在により活性化を受け、抗体を産生することにより、免疫効果を発揮します。自己免疫疾患患者では、活性化B細胞による自己抗体産生が疾患に関連することが知られております。

以上