慢性疼痛薬AK1780に関する旭化成ファーマ株式会社とイーライリリー・アンド・カンパニーのライセンス契約締結のお知らせ | 2020年度 | ニュース | 旭化成株式会社
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慢性疼痛薬AK1780に関する旭化成ファーマ株式会社とイーライリリー・アンド・カンパニーのライセンス契約締結のお知らせ

2021年1月29日
旭化成ファーマ株式会社
イーライリリー・アンド・カンパニー

旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 喜和、以下「旭化成ファーマ」)とイーライリリー・アンド・カンパニー(本社:米国インディアナ州インディアナポリス、CEO:デイビッド・A・リックス、以下「リリー」)は、このたび、旭化成ファーマが開発している「AK1780」について、リリーが独占的実施権を取得するライセンス契約を締結したことをお知らせします。AK1780はP2X7受容体拮抗作用を有する経口投与可能な薬剤で、現在、用量漸増単回・反復投与第1相臨床試験およびいくつかの臨床薬理試験が終了しています。P2X7受容体は、慢性疼痛症状の原因となる神経炎症に一貫して関係している分子です。

今回のライセンス契約に基づき、リリーは今後AK1780に関するグローバル開発と承認取得活動の責任を有することになります。リリーは、旭化成ファーマに対して契約一時金として20百万米ドルを支払い、さらに、旭化成ファーマは今後、開発および承認取得マイルストーンとして、最大で210百万米ドルを受領する可能性があります。旭化成ファーマは、日本と中国(香港、マカオを含む)におけるAK1780の販売権を保持しています。AK1780の商業化に成功した場合、販売一時金として最大で180百万米ドル、販売ロイヤルティーとして、一桁台半ばから二桁台前半の料率のロイヤルティーを段階的に受領することになります。

「リリーは様々な疼痛症状から患者さんを解放する新規薬剤開発に取り組んでいます。このたび旭化成ファーマからこの薬剤のライセンスを取得することは大変喜ばしく、今後AK1780を神経炎症性の疼痛症状の治療薬として開発に取り組むことを楽しみにしています。」と、リリーの疼痛・神経変性研究開発担当ヴァイス・プレジデントMark Mintun 医学博士はコメントしています。

旭化成ファーマR&Dおよび事業開発管掌常務執行役員である松崎修は、「旭化成ファーマのビジョンは、“病気を理由に、やりたいことを諦める人を、ゼロにする。”です。私たちは、AK1780を通じて慢性疼痛に悩む患者さんの命とくらしにより貢献することができる日々が来ることを楽しみにしています。今回のリリー社との提携がその実現を加速できると信じています。」とコメントしています。

旭化成ファーマ株式会社について

旭化成ファーマは、「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する」というグループ理念のもと、旭化成グループのヘルスケア領域の事業会社として医療用医薬品、診断薬の分野で事業を展開しています。「整形外科」を中心に疼痛を含む「中枢神経」「免疫」「急性期疾患」などの領域で、より有用な新薬を多く創薬し、これらの疾患に苦しむ患者さんに薬剤を提供し続けることで社会に貢献しています。

イーライリリー・アンド・カンパニーについて

イーライリリー社は、世界中の人々の生活をより良いものにするためにケアと創薬を結び付けるヘルスケアにおける世界的なリーダーです。イーライリリー社は、1世紀以上前に、真のニーズを満たす高品質の医薬品を創造することに全力を尽くした1人の男性によって設立され、今日でもすべての業務においてその使命に忠実であり続けています。世界中で、イーライリリー社の従業員は、それを必要とする人々の人生を変えるような医薬品を開発し届けるため、病気についての理解と管理を向上させるため、そして慈善活動とボランティア活動を通じて地域社会に利益を還元するために働いています。

以上