株式会社日本政策投資銀行の「DBJ環境格付」融資で最高ランクの格付を取得
2020年11月30日
旭化成株式会社
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)は、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)の「DBJ環境格付」融資で「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業」として最高ランクの格付けを取得しました。
「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。
今回の格付では、以下の点が高く評価されました。
- ライフサイクル全体で環境貢献量を定量化し、外部専門家の視点を踏まえ認定された環境貢献製品の普及拡大を推進するなど、本業を通じた堅実かつ高度な環境経営を展開している点
- 川上企業としてサプライチェーン上の化学物質管理に積極的に取り組むほか、CSR全般に配慮する調達ガイドラインを策定し、独自の基準に基づき調達先を評価、改善指導を行うなど、持続可能なサプライチェーン構築を推進している点
- 多岐にわたる事業領域を有する中、TCFD※シナリオ分析を通じて気候変動にかかるリスクと機会を定量的に把握したうえで、サステナビリティの観点を踏まえ事業ポートフォリオを評価し、構造転換を図ることとしている点
- ※2017年に金融安定理事会が設置、公表した気候関連財務情報開示タスクフォース
旭化成グループは、中期経営計画「Cs+(シーズプラス) for Tomorrow 2021」において、「サステナビリティ」を中核に据え、「持続可能な社会の実現」と「持続的な企業価値の向上」の両方を好循環で実現していくことを目指しています。
以上