旭化成ヨーロッパ移転のお知らせ
2021年4月13日
旭化成株式会社
このたび、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「当社」)の欧州統括拠点である旭化成ヨーロッパ(所在地:ドイツ・デュッセルドルフ市、代表者:堤 秀樹)、旭化成マイクロデバイスヨーロッパ(所在地:ドイツ・デュッセルドルフ市、代表者:遠藤 毅)および欧州R&Dセンターの移転が完了しましたことをお知らせします。
1. 背景
旭化成ヨーロッパは2016年の設立以来、拡大が期待される自動車分野を中心に、欧州市場での事業拡大を加速させるため、マテリアル領域における事業横断的マーケティング、ならびに自動車関連素材の研究開発・技術サービスや顧客ニーズへの迅速かつ効率的な対応を通じて欧州市場でのプレゼンスの向上、収益最大化を図ってきました。
このたび、欧州におけるさらなるビジネス拡大を目指し、デュッセルドルフ市内の再開発地域のMedia Harbor西部に位置する「C-View Offices」に移転するはこびとなりました。
2. 新オフィスについて
当オフィスエリアには、弁護士やコンサルティング事務所、通信企業、スタートアップや飲食店を中心に約700社の企業が集積しています。加えて企業向けインフラが整っているほか、十分なオフィススペースが確保できることなどから、今後の拠点拡大を見据え、当社は2019年4月に当地域に移転することを決定しました。
当オフィスには、旭化成ヨーロッパ、旭化成マイクロデバイスヨーロッパのほかに、ドルマーゲン市のケムパークに所在していた欧州R&Dセンターも2021年3月に移転をしており、当社にとってはマテリアル領域における営業、マーケティングそしてR&D機能が融合された初めての拠点となります。また、展示スペースやディスカッションスペースも拡充され、より活発な社内連携が可能になり、迅速な顧客対応、市場への新ソリューションの提案、ならびに現地パートナーとの共同研究開発プロジェクトの積極的な促進など、社内外のコネクト(連携)をよりいっそう深められることが期待できます。
今後も、旭化成ヨーロッパはさらなる欧州自動車関連産業へのアプローチの強化に取り組み、顧客価値の創造を目指してまいります。
新オフィス概要
- (1)名称
- 旭化成ヨーロッパ(英文:Asahi Kasei Europe GmbH)
- (2)所在地
- ドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ市(Fringsstrasse 17,40221 Düsseldorf,Germany)
- (3)代表者
- 堤 秀樹
- (4)事業内容
- 化学品、樹脂製品の販売・マーケティング・R&D、電子部品のマーケティング・技術支援など
- (5)移転日
- 2020年11月16日
- 旭化成ヨーロッパ オフィス外観
- 旭化成ヨーロッパ オフィス内観
- 欧州R&Dセンター
以上