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「サステナビリティ説明会」を開催

2021年11月29日
旭化成株式会社

当社グループは、グループ理念として「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します」を掲げ、サステナビリティを重視した経営を進めています。このたび、当社グループのサステナビリティへの姿勢と取り組みについて、ステークホルダーの皆さまにご理解を深めていただきたく、サステナビリティ説明会を開催します。

ご説明する概要は以下のとおりです。

1. サステナビリティへの基本的な構え

当社グループは、「持続可能な社会への貢献」と「持続的な企業価値向上」の二つの持続可能性(サステナビリティ)の好循環を追求しています。気候変動・人権・新型コロナウイルス感染症などの世界の課題や資本市場からの期待を踏まえ、先に制定しました「旭化成グループ サステナビリティ基本方針」に基づく経営を進めてまいります。

2. 持続可能な社会への貢献に向けた価値創出

  • 気候変動課題の解決に向けたGHG削減では、自社のGHG排出量の削減と社会のGHG排出量の削減の両面から取り組みます。
    自社GHG削減は、2050年でのカーボンニュートラルを目指し、2030年までに既存の技術をもって取り組むこと、2050年を展望して新たな技術も含めて取り組むことを明確にし、事業ポートフォリオを転換しながらGHG削減を進めます。
    社会のGHG排出量の削減については、当社グループの多様な技術や事業により、さまざまな観点から削減機会を追求し、事業成長にも繋げます。
  • サーキュラーエコノミーも重要なテーマとして取り組んでいます。人びとの生活に必須の製品やその素材等において、使い捨てや無駄が排され、持続可能な資源利用が進むよう、当社グループの事業や製品でどのような貢献ができるかを追求しています。また、既存のバリューチェーンのみならず、新バリューチェーンの仕組みを創るための取り組みも検討しています。

3. 価値源泉の基盤

持続可能な社会の実現に向け、多様な技術と事業で新たな価値を創出していくための基盤は、「デジタル」、「知財」、「人財」であると捉えており、これらの強化に注力しています。
「デジタル」では、イノベーションや価値創造が経営の中に織り込まれていくよう段階的な導入を図っており、社内外との共創の場の設定やデジタル人財の全社的な育成などを行っています。
「知財」では、知財分析による事業戦略やビジネスモデルの立案、アイデア創発、多様な社内人財のコネクト(結束)などを行っています。
「人財」では、働きがいを高めながら多様な人財が活躍できる組織づくり、専門性の高い人財の育成、健康経営の増進、サステナビリティへの意識向上などを進めています。

4. 最後に

当社グループの技術や事業の多様性は、持続可能な社会の実現に資するさまざまな可能性を有しているものと考えており、今後もこれを具体化する取り組みを進めながら、サステナビリティの追求を進めてまいります。

以上