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「DX説明会」を開催

2021年12月16日
旭化成株式会社

旭化成グループは、2019年から推進している中期経営計画“Cs+ for Tomorrow 2021”において、DXの推進を事業高度化のためのアクションの一つに掲げ、研究開発・生産・品質管理・設備保全・営業・マーケティング・事業戦略・新事業創出など、幅広い範囲で取り組みを進めており、多くの成果を上げてきました。また、サステナビリティとDXを当社の競争力の基盤と捉え、その取り組みを加速させています。
このたび、ステークホルダーの皆さまに、DXの取り組みについての理解を深めていただきたく、DX説明会を開催します。

説明概要は以下のとおりです。

当社グループは、「DX VISION 2030」を策定し、「デジタルの力で境界を越えてつながり、“すこやかなくらし”と“笑顔あふれる地球の未来”を共に創る」ことを目指しています。

デジタル導入期(2016~2019年度)

当社グループは2016年から400を超える現場の実課題に対してデジタル技術を活用した課題解決に取り組んできました。また、IPランドスケープの導入や、研究開発においてマテリアルズ・インフォマティクスなどを活用できる「データサイエンス人材」、また、生産から企画部門まで、幅広い職域において、高いレベルでデータ活用をできる「データ分析人材」の育成をそれぞれ行ってきました。この期間を「デジタル導入期」と呼んでいます。

デジタル展開期(2020~2021年度)

現在はDXをバリューチェーン全体、事業・経営全体に拡大する「デジタル展開期」に入っています。デジタル展開期においては全社横断組織である「デジタル共創本部」を設立、IT部門だけでなく、研究開発や生産技術のDX部門を統合し、グループ全体のDX推進を加速させています。また、海外拠点も含めた全従業員がデジタル活用のマインドセットを持って活動できるよう、「デジタル人材4万人」の育成を進めており、当社グループ独自に設計したオープンバッジプログラムもスタートしました。

デジタル創造期(2022~2023年度)

当社グループが100周年を迎える2022年度からは、ビジネスモデルの変革や無形資産の価値化など、さらなる高度化を図る「デジタル創造期」へと移行します。顧客視点で考える「デザイン思考」と、素早く動き出し、試行錯誤を繰り返しながら改善していく「アジャイル開発」を組み合わせ、多様なメンバーで新しいものを作りあげていく「Asahi Kasei Garage」の取り組みを進めていきます。この活動をさらに推進させるため、共創戦略推進部を立ち上げるとともに、データへのアクセスを容易にするグループ共通のデータマネジメント基盤を構築しています。

デジタルノーマル期(2024年度~)

そして、2024年度には全従業員がデジタルを活用することが当たり前となる「デジタルノーマル期」となることを見据えています。

DXの取り組みに終わりはなく、当社グループの持つ多様な事業から生まれる“データ”とそれらを活用する“人”を価値の源泉と捉え、グループの総合力を結集し、さらなる推進を図ることで、今後も「持続可能な社会への貢献」と「持続的な企業価値向上」の双方の実現を目指していきます。

各フェーズにおける事例については、説明資料をご覧ください。

以上

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