当社グループ初の「知財戦略説明会」を開催 | 2022年度 | ニュース | 旭化成株式会社
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当社グループ初の「知財戦略説明会」を開催

2022年7月7日
旭化成株式会社

旭化成グループは、2022年度よりスタートした『中期経営計画2024~Be a Trailblazer~』において「無形資産の最大活用」を掲げており、その中でも知的財産を当社グループの重要な要素の一つとして位置付けています。本中期経営計画では、2030年の目指す姿に向け、次の成長事業への重点リソース投入と、中期視点での「抜本的事業構造転換」に着手し、事業ポートフォリオ進化を追求することを掲げています。この成長戦略の達成においては、知的財産の活用がますます重要な役割を担っています。
本年4月には、経営企画担当役員に直属の組織として、多様な社内外の無形資産を最大限活用し、戦略構築や新事業創出への貢献を目指す「知財インテリジェンス室」を新設しました。これまで全社で推進してきたIPランドスケープ(以下、IPL)を用いて、グループ全体での無形資産の活用をさらに加速し、知的財産部門と事業部門が一体となって経営・事業戦略を推進していくことで、当社の企業価値向上を目指していきます。

このたび、ステークホルダーの皆さまに、当社グループにおける無形資産の考え方、ならびに知財・無形資産活用の戦略についての理解を深めていただくために、当社グループ初の「知財戦略説明会」を開催します。説明概要は以下のとおりです。

1. 前中期経営計画に整合した知財活動
  • 前中期経営計画に呼応した「戦略的知財網構築/活用」「新事業創出に向けたプラットフォーム構築」「IPLの推進」。
  • 2021年には、「知財功労賞」経済産業大臣表彰を受賞。
2. 新中期経営計画達成に向けた知財・無形資産活用戦略
  • スピード/アセットライト/高付加価値の視点で事業ポートフォリオ進化を加速させる手段として、知財・無形資産を活用。新中期経営計画で掲げる“挑戦的な投資”と“キャッシュ創出”の両輪を回すことに貢献。
  • 「経営・事業方針にタイムリーに呼応」「多様な自社知財の価値最大化」「IPLを活用した自他社の無形資産の可視化」という知財・無形資産活用基本方針のもと、GG10(10のGrowth Gears:次の成長を牽引する事業)の成長を目指す戦略を構築・実行。特許価値の向上を図るとともに、2030年度にはGG10関連の有効特許件数の割合を50%超へ(2021年度:30%超)。
3. GG10の加速に向けた知財・無形資産活用戦略例
  • GG10において知的財産を活用した事例
  • 1)水素関連事業:公開情報から水素ビジネス全体を俯瞰したうえで、IPLによりパートナー探索や、競合戦略のベンチマークを行い、無形資産を活用したビジネス戦略を構築。
  • 2)自動車関連事業:当社技術と自動車メーカー(OEM)技術との関係性をIPLにより可視化し、OEMとのビジネスコミュニケーションを活性化。
  • 3)環境配慮型住宅事業:ZEH-M賃貸住宅「Ecoレジグリッド」の普及に向け、エネルギーマネジメント・電力売買に関する領域において自他社のポジショニングを意識しながら、網羅的な特許網を構築し、事業保護・拡大を目指す。
  • 4)グローバルスペシャリティファーマ関連事業:旭化成ファーマで開発した慢性疼痛薬において、イーライリリー社が独占的実施権を取得するライセンス契約を締結。同社との共創により開発を加速し、同社は日本等での販売権とグローバルでの販売ロイヤルティー受領権を確保。

以上