• サステナビリティ

ノーベル化学賞 白川英樹博士の特別実験教室に協賛しました

2022年11月11日
旭化成株式会社

旭化成は、東京・お台場にある日本科学未来館のパートナーシップ企業として、日本科学未来館の科学教育・普及活動を支援しています。なかでも、当社の社会貢献活動の主要テーマである“次世代育成“に沿った活動には、積極的に携わってまいりました。

このたび、3年ぶりに開催されました、ノーベル化学賞を受賞された白川英樹博士がご発案された、地域の科学館における特別実験教室に協賛しました。今年は、11月6日に京都市にある「京都市青少年科学センター」で開催され、小・中学生、高校生の皆さん18名が参加しました。

実験テーマは、白川博士がノーベル化学賞を受賞された導電性プラスチックの機能をもとにした『導電性プラスチックを作ろう!~二次電池への応用~』で、参加者の皆さんは、導電性プラスチックの性質や電池のしくみを学び、実際に自分の手で合成・実験をしてプラスチック膜をつくりました。また、二次電池をつくり、自身で工夫して実験内容を検討し、電気が流れるのを確認しました。

白川博士は、3時間にもおよぶ実験の間、実験台のまわりを歩き回って様子をみながら、やさしく、また熱心にご指導されました。参加者の皆さんは、白川博士のお話に熱心に耳を傾け、化学の不思議を体験しました。

当社グループは、世界の科学技術の発展に貢献するため、“次世代育成”の観点から、子どもたちの科学への興味を深める活動を今後も支援してまいります。

実験教室の様子

以上