• サステナビリティ

JST主催「第12回科学の甲子園全国大会」で旭化成賞を授与しました

2023年3月28日
旭化成株式会社

2023年3月17日(金)~19日(日)の3日間、茨城県つくば市で開催されたJST(科学技術振興機構)主催「第12回科学の甲子園全国大会」に当社は協賛し、総合成績第4位の北海道代表 市立札幌開成中等教育学校の皆さんへ旭化成賞を授与しました。
今大会では、神奈川県代表 栄光学園高等学校が優勝し、米国で開催される、サイエンスオリンピアドに日本からのアンバサダーチームとして派遣されます。

本大会は、2011年度、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として創設され、当社は第1回より協賛しています。今年度は、47都道府県より選抜された代表校が2年ぶりに一堂に会しました。高校1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関する知識とその活用能力を駆使して筆記競技、3種目の実技競技に臨みました。会場は、生徒の皆さんが真剣なまなざしで、チーム一丸となって競技に取り組む熱気であふれていました。

また、会場入口には、協賛企業各社の静展示ブースが設けられ、当社は、日本全国から集まった、科学好きの高校生の皆さんが描く将来への夢を応援する想いを込めて、名誉フェローの吉野彰、リチウムイオン電池(LIB)開発経緯について紹介するポスターを展示しました。

当社は、世界の科学技術の発展に貢献するため、“次世代育成”の観点から、子どもたちの科学への興味を深める活動を今後も支援してまいります。

  • サイエンスオリンピアド:
    科学技術に関する様々な分野の競技を、学校対抗で競う全米の科学大会。毎年開かれる競技会には、予選を勝ち抜いた中学校・高等学校各60校が州代表として出場し、計23競技の成績の合計点を競い合います。

表彰式

  • 旭化成賞を受賞した、市立札幌開成中等教育学校チームの皆さん

  • 表彰発表の瞬間 喜び、肩を抱き合う様子

実技競技

  • 実技競技①「にほんの振り子-連成振り子の物理-」に役割分担して取り組む

  • 実技②「顕微鏡、自分で作れるってよ」で、顕微鏡の原理を考察するとともに、自作の顕微鏡を製作

  • 実技③「おかえりフックン船長」の様子。カートの製作とカートが自律的に動くようにプログラミングを同時に進めながら、宇宙空間に見立てたコース上をカートで移動して、小惑星のサンプルを採取し地球に戻る課題解決に挑む。

当社展示ブース

以上