• プレスリリース

米国にヘルスケア領域の本部を設置

2023年7月12日
旭化成株式会社

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「当社」)は、ヘルスケア領域のさらなる拡大を図るため、ヘルスケア領域の本部を米国に新たに設置したことをお知らせします。これにより、ヘルスケア領域担当役員およびスタッフは、米国ボストン郊外のマサチューセッツ州・チェルムズフォードにある当社の既存のオフィス内に配置されます。

当社のヘルスケア領域は、2012年にクリティカルケア事業を手掛けるZOLL Medical社を買収して以来、営業利益は3倍以上に成長しました(2012年度対2022年度)。現在では当社グループの売上高の約18%、営業利益の約33% 、従業員の23%以上を占めており(2022年度実績)、医薬品・医療機器の両事業をグローバルに拡大し、当社グループを牽引する成長ドライバーとなることが期待されています。

当社社長の工藤 幸四郎は、「米国は世界最大のヘルスケア市場であり、イノベーションの源泉でもあります。ヘルスケア領域の本部を米国に設置することにより、当社はその成長をさらに加速させていく決意を改めて表明します。また、米国においてヘルスケア領域の当社プレゼンスを向上させることは、マテリアル領域および住宅領域にも相乗効果をもたらすものと期待しています。本方針は、当社グループがグローバル化を加速させ、事業の変革に取り組む姿勢の証です。」と述べています。

ヘルスケア領域担当役員のリチャード・パッカー(専務執行役員)は、「旭化成のクリティカルケア事業はもちろん、医薬・医療事業を含めたヘルスケア領域のガバナンスとマネジメントプロセスを変革することで、新しい事業運営へと前進します。また、ヘルスケア領域を日本国外で運営することにより、業界のトレンドを先取りし迅速に行動することで、競争力の維持が可能になるでしょう。当社グループの人財とテクノロジーが世界のヘルスケア市場と繋がることで、米国で展開するマテリアル領域および住宅領域にも良い影響をもたらすことを期待しています。」と述べています。

以上