内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会共催「夏のリコチャレ2023」イベントを開催
2023年8月30日
旭化成株式会社
旭化成(以下、当社)は、2023年8月8日、内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会が共催している「理工チャレンジ(以下、リコチャレ)」のイベントとして『理系の職場見学会 知ろう見よう!』を開催いたしました。
「リコチャレ」とは、女子中高生等の理工系選択やその分野での活躍を支援することを目的に、内閣府男女共同参画局が中心となって、2015年より行っている取り組みです。当社は、本取り組み趣旨に賛同し、初年度より協力しております。
当日は、首都圏や静岡県・愛知県の高校1,2年生の方20名に、当社 富士支社内の基盤技術研究所と住宅総合技術研究所を見学いただき、「科学・分析のシゴト」と「住まいのシゴト」を体感していただきました。
参加者の皆さんは、最初に、当社グループおよび富士支社について説明を受けたあと、当社 基盤技術研究所のミッション、仕事内容について学びました。そして、4グループに分かれ、さまざまな分析・解析業務の目的・概要等の説明を聞いたあと、実際に機器を操作して、仕事を体感、理解を深めていただきました。見学終了後に実施された、案内役の社員との交流会では、見学をして疑問に感じたことや、進路選択に当たってのアドバイス等、多くの質問が投げかけられました。
その後、旭化成ホームズ 住宅総合技術研究所へ移動し、モデルハウス見学を通じて「ヘーベルハウス」を体感した後、住宅の耐震性を検証する水平振動台等の大規模な実験設備を見学していただきました。見学終了後は、「建築の仕事」をキーワードに、3人の社員へ、建築に興味を持ったきっかけやその仕事をする上で必要なスキルは何か等、具体的な質疑応答が繰り広げられました。
この「リコチャレ」への協力を通じて、当社は今後も、理工系に進学し就職する学生を支援してまいります。
基盤技術研究所
- 基盤技術研究所の仕事内容について学ぶ
- 質量分析方法についてレクチャーを受ける
- 赤外分光装置で金属の組成を解析する
- X線CT装置でマスクの構造を解析する
- 電子顕微鏡で卵の殻と卵隔膜を観察する
住宅技術総合研究所
- 「ヘーベルハウス」の特長について説明を聞く
- モデルハウスを見学し、「ヘーベルハウス」でのくらしを体感する
- 材質の違いによる断熱性について学ぶ
- 外壁構造の種類によって、上階の足音の聞こえ方が異なることを体感する
- 真冬を想定した環境下で、室内の温湿度を見て「ヘーベルハウス」の室内快適性について学ぶ
- 熊本地震の揺れを再現した水平振動台を見て揺れの大きさに驚く
- ドライビングレイン(装置)による暴風雨の再現を体感する
以上