絶え間なく質の高い胸骨圧迫を自動で提供する電動式心肺人工蘇生システム「AutoPulse® NXT」を発売
2025年8月27日
旭化成ゾールメディカル株式会社
旭化成グループにおいて救命救急医療事業を手掛けるZOLL Medical Corporation(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Jonathan Rennert、以下「ZOLL」)の日本子会社である旭化成ゾールメディカル株式会社(本社:東京都港区、社長:田中 孝之、以下「当社」)は、医療従事者向けの電動式心肺人工蘇生システム「AutoPulse® NXT」の販売を2025年8月27日より開始しましたのでお知らせします。
心停止患者の救命処置に胸骨圧迫は必要不可欠です。電動式心肺人工蘇生システム「AutoPulse® NXT」は、ボタンを押すだけで機械式胸骨圧迫を開始します。救急搬送中やスペースが限られた場所など、用手(道具を使わずに手そのものを使うこと)では胸骨圧迫が難しい場所や条件下でも、患者の体格に合わせて、自動で適切な深さとテンポの胸骨圧迫を絶え間なく提供します。
AutoPulse® NXTの特長
- 絶え間ない質の高い胸骨圧迫:機械式胸骨圧迫により、移動中やスペースが限られた場所においても、適切な深さとテンポの胸骨圧迫を継続することができます。
- 患者に合わせた胸骨圧迫:バンド式の採用により、患者の胸囲に自動的に調整することができるため、体格に合わせた胸骨圧迫を行うことができます。胸囲約142cmまでの患者に対応可能です。
- 携帯性・機動性:当社従来品と比較して軽く、小さく、バランスのよいボードとバンド式により、高さの制限がある場所、狭い空間や困難な状況でも使用可能です。
Quick Case キャリーシート(本器を保管および患者搬送時に使用するシート)を使用することで、傾斜がきつい階段の昇降時、狭い角を曲がる時や狭いエレベーターに乗る時など、用手での胸骨圧迫が行いづらい環境下でも柔軟に使用できます。
- カテーテル検査室での活用:放射線透過性設計によりX線血管撮影時もクリアな視界を提供します。ベルト式のため、胸骨圧迫を継続したままCアーム(X線透視撮影装置)の角度変更が可能です。
当社は、「AutoPulse® NXT」の普及により、救助者の人数が限られている場合や、用手による胸骨圧迫が実施できない条件下、搬送中の救急車内など救助者の安全が確保できない場合などにおいて、医療従事者の負担軽減と安全性の向上に寄与します。同時に、質の高い均一な胸骨圧迫を中断することなく提供することで、傷病者の生存率や自己心拍再開率向上への貢献が期待されます。
製品概要
- 販売名
- AutoPulse NXT 心肺蘇生システム
- 承認番号
- 30700BZI00006000
- 一般的名称
- 電動式心肺人工蘇生器
- 外国特例承認取得者
- ゾールサーキュレーションインク(米国)
ZOLL Circulation, Inc. - 選任製造販売業者
- 旭化成ゾールメディカル株式会社
- 外国製造業者
- ゾールサーキュレーションインク(米国)
ZOLL Circulation, Inc.
ZOLLは2012年に旭化成グループに参画して以来、ヘルスケア領域のグローバルにおける拡大・発展をけん引するとともに、重篤な心肺疾患および呼吸器疾患に苦しむ患者さんに有意義な変化をもたらす革新的な技術を提供し、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献してきました。
今後も当社は、AEDをはじめとする救命医療機器提供を通じて、日本における救命救急治療への貢献を目指した取り組みを拡大させるとともに、旭化成グループのヘルスケア領域の成長に寄与していきます。
旭化成ゾールメディカル株式会社について
旭化成ゾールメディカル株式会社は、米国を中心に世界140カ国以上で救命救急医療事業を展開するZOLLの日本事業の拡大のために2012年8月に設立され、ZOLLの各種製品の販売を行っています。
以上