• プレスリリース

米国ZOLL社、米国で次世代「LifeVest®」を発売し、リーダーシップを強化

旭化成グループのヘルスケア成長戦略を加速

2026年1月8日
旭化成株式会社
ZOLL Medical Corporation

旭化成グループにおいて救命救急医療事業を手掛けるZOLL Medical Corporation(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Jonathan Rennert、以下「ZOLL」)は、次世代着用型自動除細動器LifeVest®の発売を開始しました。加えて、改良されたガーメント※1も、2025年12月に米国における全面展開が完了したことをお知らせします。
14万人以上の患者データに基づく今回の製品改良は、LifeVest®の競争優位性を高め、急成長するWCD※2の事業基盤強化と、旭化成グループのヘルスケア領域における持続的な事業成長に貢献します。

ZOLLは北米除細動器分野におけるリーディングカンパニーとして、心臓突然死のリスクのある患者が使用する着用型の除細動器であるLifeVest®等の製品によって世界中で100万人以上の患者の救命に貢献してきました。旭化成グループでは2025年度からスタートした中期経営計画において、クリティカルケア事業(ZOLLがグローバルに展開する救命救急領域等の事業)を「重点成長」と位置づけており、本中計の最終年度である2027年度には、550億円の営業利益を目指しています。今後もWCD分野の成長が見込まれており、今回の改良製品の投入により、プレゼンスが強化されると考えています。

次世代LifeVest®ガーメントは、病院外での日常生活をより快適に、軽量かつ肌当たりも改善しており、豊富なサイズバリエーションがあります。LifeVest®の患者着用時間は23.4時間/日以上と報告されており、これはWCD分野の中でも高い遵守率を達成しています。これは査読付き文献や約2万人の患者を対象とした2025年のドイツにおけるSCD-PROTECT試験で裏付けられています。※3
加えて、ZOLLは2018年に導入したAI強化アルゴリズムで、誤作動を90日でゼロ(中央値)まで低減し、患者の負担軽減と長期的な治療継続を支援しています。※4着用試験では、患者が快適さと使いやすさから新しいデザインを好むことが示されており※5、99.7%の患者は中止を必要とするような皮膚炎症を経験しておらず、LifeVest®を着用した患者における心電図異常による死亡は0件でした。競合他社と比較してコンプライアンス指標は良好です。※6全米における処方から着用開始までの24時間以内の試着完了率は99%以上を達成しており、患者の採用率も今後さらに高まることが見込まれます。

旭化成株式会社 ヘルスケア領域長 四ノ宮 健のコメント
「LifeVest®プラットフォームの継続的なイノベーションは、患者の着用時間の延長、臨床採用の拡大、そして持続的な事業成長に繋がります。1日平均23.4時間着用のコンプライアンス、多数の安全性データ、そしてさらに快適な着用を叶えるLifeVest®は、心臓突然死のリスクが高い患者のための標準的な治療です。これらの製品により、ZOLLと旭化成は今後の市場拡大と強い収益性を築くことができると確信しています。」

このたび改良されたLifeVest®は、ZOLLが強みとする重篤な心肺呼吸器疾患領域において、顧客ニーズを捉え、市場競争力を強化した高付加価値製品であり、ZOLLは継続的なイノベーションと優れた製品開発を通じて、市場リーダーシップを強化し、拡大するWCD分野は重要な成長原動力であるとともに、旭化成グループのヘルスケア領域におけるさらなる利益成長を牽引していきます。クリティカルケア事業を含む当社のヘルスケア領域は、2012年のZOLLのグループ参画以降、売上高約5倍、営業利益約7倍(2011年度比)に成長しました。今後も医薬事業、ライフサイエンス事業、クリティカルケア事業でそれぞれ成長を続け、“Improve and save patients’ lives”のミッションのもと、アンメットニーズを満たす革新的な医薬や医療機器の提供で人びとの命に貢献し、旭化成グループのさらなる成長をけん引していきます。

  • ※1 着用型除細動器の衣服部分
  • ※2 Wearable Cardioverter Defibrillator:着用型除細動器
  • ※3

    David Duncker, Eloi Marijon, Marco Metra, Olivier Piot, Marat Fudim, Uwe Siebert, Norbert Frey, Lars Siegfried Maier, Johann Bauersachs, Sudden cardiac death in newly diagnosed non-ischaemic or ischaemic cardiomyopathy assessed with a wearable cardioverter-defibrillator: the German nationwide SCD-PROTECT study, European Heart Journal, 2025;, ehaf668,

    https://doi.org/10.1093/eurheartj/ehaf668
  • ※4

    Arkles J, Delaughter C, D’Souza B. A novel artificial intelligence based algorithm to reduce wearable cardioverter-defibrillator alarms. J Interv Cardiac Electrophysiol. 2023.

    https://doi.org/10.1007/s10840-023-01497-w.
  • ※5 Data on file, 20c1184_a01. Garment Comparative Wear Test.
  • ※6 Based on commercial data as of November 2025.

以上