令和2年度第17回LCA日本フォーラム表彰「奨励賞」受賞
2021年2月26日
旭化成株式会社
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「当社」)は、このたび第17回LCA日本フォーラム表彰にて、LCA(ライフサイクルアセスメント)※1の視点を用いた当社の環境貢献製品の取り組みが評価され「奨励賞」を受賞したことをお知らせします。
- ※1LCA:製品やサービスの、原料調達から製造、廃棄に至るまでのライフサイクル全体を通しての環境負荷を定量的に算定する手法。
- 表彰式の様子
1. LCA日本フォーラム表彰について
LCA日本フォーラムは、我が国におけるLCAに関わる産業界、学界、国公立研究機関の関係者が集うプラットフォームです。本表彰は、LCAを広く普及・定着させ、環境効率向上※2による技術革新を追求し、日本の産業の発展に資することを目的として、LCAと環境効率に関わる優れた活動および製品・サービスをLCA日本フォーラムが表彰するものです。
- ※2環境効率:製品やサービスの環境側面を表す環境評価指標の1つ。「製品・サービスの価値」を「製品・サービスを生み出すための環境負荷」で除したもの。
2. 当社のLCAの視点を用いた環境貢献製品への取り組みについて
当社では、自社製品に対して、原料調達から廃棄に至るまで、製品のライフサイクル全体で環境影響を評価するLCAの取り組みを行っています。2019年度より、社外有識者にアドバイスを受けながら、LCAの視点で環境改善に貢献している製品を「環境貢献製品」と認定し、公表してきました。今回、事業成長と環境貢献の両立を目指すサステナビリティを重視した経営、社内ガイドラインの制定や社内検討体制の構築、充実化といった全社的な取り組みが評価され、「奨励賞」を受賞しました。3年目となる2021年度は、環境貢献製品に関する中長期的な目標設定を視野に取り組みを推進していきます。
当社グループは、今後も、「環境貢献製品」への取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以上