触媒・化学プロセス・無機合成領域
鈴木 賢
当社グループでは、新事業創出や事業強化へ積極的に関与し、貢献することができる人財を「高度専門職」として任命しています。各領域を率いるエグゼクティブフェロー、およびプリンシパルエキスパートを紹介します。
触媒・化学プロセス・無機合成領域
1991年入社、水島製造所で石油化学分野の触媒・プロセス開発に従事する。2009年より本社スタッフとしてケミカル領域の研究戦略策定、技術企画、対外交渉などに携わり、2014年からマネージャーとして石油化学、環境・エネルギー分野の触媒・材料の研究開発を担当。2017年プリンシパルエキスパート就任(2020年、2023年再任)、2019年より研究・開発本部 化学・プロセス研究所長 兼 環境ソリューション事業本部 技術開発総部長として、「触媒・化学プロセス・無機合成」をコア技術とした炭素-水素循環技術(次世代電解、CO2分離回収、CO2利用、バイオマス・資源循環)の開発に取り組んでいる。2022年上席理事、2024年より執行役員・エグゼクティブフェロー。「コアシェル型金-酸化ニッケルナノ粒子触媒の開発」に関する業績で、触媒学会学会賞 (2013年)、石油学会学会賞 (2014年)、日本化学会化学技術賞(2014年)、全国発明表彰発明協会会長賞(2015年)、文部科学大臣表彰科学技術賞・開発部門(2019年)などを受賞。
JST さきがけ研究領域「革新的触媒」領域アドバイザー(2016年~2021年), JST ERATO 評価委員(2019年~2024年),触媒学会 理事(2018年~2019年), 東京工業大学 非常勤講師(2018年), 北陸先端科学技術大学院大学 客員教授(2018年~)
繊維・ポリマー領域
ケミカルプロセス技術領域
知的財産領域
マーケティング領域
専門は住宅領域でのマーケティング全般です。B2C、特に住宅という高額商品のマーケティングは、単なるリサーチやPの施策提示に留まらず、営業と一体化した統合化マーケティングが求められます。顧客、時代、市場、競合、自社ケイパビリティを洞察し、手段としてのデジタルテクノロジーも活用。常にマーケットドライビングな企業を志向し、新たな価値創造を目指します。
法務領域
法務の仕事では、民法・商法・会社法・倒産法・独占禁止法・英米法といった法律に関する知識と、当社グループの各事業や製品、技術や業界に関する知識をベースに、契約交渉や紛争等、事業活動において生じるあらゆる法律問題について最適解を導き出すことが求められます。M&Aや合弁会社設立といった案件から、訴訟や事業撤収といった案件まで、事業の一生における色々な局面に携わるので、責任は重大ですが、興味深い経験ができる仕事です。法務領域としては、法務部、事業会社各社の法務専任部署、海外の地域統括会社の法務部の総勢40名ほどのメンバーで、当社グループの様々な案件に対応しています。
デジタルイノベーション領域
ヘルスケア 医薬事業開発領域
医薬事業の戦略を構築し、投資や買収の機会を特定・実行、PMIまでを一貫して遂行し、利益をしっかりと出す成長エンジンを作ることを担っています。サイエンスの進展や患者セグメントの細分化など、変化の激しい時代だからこそ明確な戦略を構築し、自社の強みと社外の投資機会を両にらみで眺め実現可能なプランを練る力が求められます。また医薬品の研究開発には長い歳月がかかるため、10年後の治療環境を見据えた長期的視点が欠かせません。投資や買収のターゲットを特定し価値を評価するためには医薬事業の包括的知識(疾患・バイオロジー、研究開発プロセス、製薬ビジネスの利益構造等の理解)が必要です。
住宅 建築・土木技術領域
土木・建築技術領域において、建築物、工作物、土木構造物を安定化させる設計、施工、構造解析技術を蓄積し、近年、建替え需要の高まりから社会問題となる「既存杭撤去に関するトラブル課題」、建設労働人口の高齢化を解決するための「省力化技術の開発」、「施工に関わるDX技術の開発」の研究開発にも取り組んでいます。