• サステナビリティ

名誉フェローの吉野 彰が「日本学生科学賞 記念シンポジウム」に登壇し、科学研究の魅力について意見交換を行いました

2022年1月12日
旭化成株式会社

当社名誉フェローの吉野 彰は、12月25日午前、日本科学未来館で開催された「日本学生科学賞 記念シンポジウム」に登壇し、「科学でつくる 未来の世界」をテーマに、日本科学未来館の浅川智恵子館長、同賞の中央審査委員の高橋正征・日本科学協会会長、東京芸大デザイン科准教授でアーティストのスプツニ子!さんと対談を行いました。
本シンポジウムは無観客で開かれ、前日24日に行われた「第65回日本学生科学賞」の中央表彰式で、各賞22点と入選18点に選ばれた作品を作成した生徒および指導教諭がオンラインで参加し、動画は一般に無料配信されました。登壇者の学生時代に科学へ興味を持ったきっかけについてのお話から始まり、科学の魅力や研究・開発の面白さ、課題(研究テーマ)を見つける力や科学で困難に立ち向かう時の姿勢について活発な意見交換が行われ、また、若い研究者の皆さんへ数年後の世界で活躍するために準備しておくことについてアドバイスや激励のメッセージが贈られました。
吉野は、今時点で地球環境問題には解決しなくてはならない様ざまな課題があるが、まだ解決できていない。未来に向けて考えていくにあたっては、ぜひ「サステナブル」な社会の実現に貢献する新しい技術・解決策を見出し提案して欲しいとエールを贈りました。
最後の質問コーナーでは、生徒の皆さんが画面越しに多くの質問を登壇者へ投げかけ、登壇者の皆さんから丁寧な分かりやすい回答やアドバイスをもらい喜びと満足感にあふれる表情を浮かべながら熱心に耳を傾けていました。
当社グループは、世界の科学技術の発展に貢献するため、“次世代育成”の観点から、子どもたちの科学への興味を深める活動を今後も支援してまいります。

  • シンポジウムの様子(写真提供:読売新聞社)
    シンポジウムの様子(写真提供:読売新聞社)
  • 生徒の皆さんへエールを贈る吉野(提供:読売新聞社)
    生徒の皆さんへエールを贈る吉野(提供:読売新聞社)

以上