第75回福岡国際マラソン選手権大会
2021年12月5日/福岡県
オレゴン2022世界陸上代表選考会及び2023秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)(2024年パリ五輪代表選考会)出場権をかけ、第75回福岡国際マラソン選手権大会が12月5日(日)、福岡市・平和台陸上競技場を発着点とするコースで開催されました。
旭化成からは2人大六野秀畝、有村優樹が出場しました。
天候晴れ、気温14度湿度41%のコンディションで12時10分にスタートしました。優勝を狙う大六野は1km2分58秒ペースの第1グループにつけ、入賞を狙う有村は1km3分00秒ペースの第2グループでレースを進めました。
ペースメーカーの佐藤悠基選手(SGホールディングス)が1km2分58秒ペースよりも若干速いペースで第1グループを引っ張る高速レースとなりました。やや強い日差しの中、第1グループは早い段階で25名程度に絞られ、その後も有力選手が次々と遅れて行きました。大六野は先頭集団後方につけ、余裕を持って20kmを59分25秒で通過しました。ところが、20km過ぎに大六野に脚の筋肉に攣りそうになるアクシデントが起き、それでも先頭集団で中間地点を1時間2分43秒で通過しました。その後も先頭集団で体調の回復に努めましたが、25km地点で先頭集団から少しずつ離れてしまいました。大六野は30km以降、巻き返しを図ろうとしましたが、今度は体に寒気を感じる脱水症状となりペースダウン。そのまま我慢のレースが続き18位2時間13分25秒でゴールしました。
有村は第2集団のペースメーカー真後ろに位置取り、20kmを60分12秒と記録が狙えるペースでレースを進めました。中間地点を1時間3分34秒で通過しましたが有村も脚が攣りそうになるアクシデントと脱水症状により25km以降ペースダウンし、26位2時間16分23秒でゴールしました。福岡国際マラソンは今年を最後に75回の歴史に幕を閉じました。
試合結果
フルマラソン
18位 | 大六野 秀畝 | 2時間13分25秒 |
---|---|---|
26位 | 有村 優樹 | 2時間16分23秒 |