ニューイヤー駅伝 in ぐんま(第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会)

2022年1月1日/群馬県

第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会が1月1日(土)、群馬県庁を発着点とする7区間100kmのコースに各地区の予選を通過した37チームが出場して行われました。

1区12.3kmはこの区間4回目の出走となる茂木圭次郎。
集団の中でレースの流れをみながら走る茂木が、スタート後200m程で先頭に立ちました。その後集団をリードし続けました。10km過ぎに森山真伍選手(YKK)がスパート。ここで茂木は遅れてしまいましたが、中継では区間賞を獲得した舟津彰馬選手(九電工)とは4秒差の4位でマゴマ・ベヌエル・モゲニにタスキを渡しました。

インターナショナル区間2区は8.3km。
モゲニが2年連続の登場となりました。タスキを受けた後粘っていましたが、力の差が徐々にでて後退してしまいました。先頭と45秒差の10位で中継、区間順位は15位でした。

3区13.8kmはニューイヤー駅伝初登場の相澤晃。
遅れを取り戻そうと最初からトップスピードで入り、5km通過は13分19秒。10km通過は26分台と快走。8人を抜き順位を2位にあげ、これまでの区間記録を30秒更新する37分09秒の区間新記録でした。先頭に立った三菱重工には一時8秒差まで詰め寄りましたが、16秒差での中継でした。

4区最長区間の22.4kmは61回大会で区間賞を獲得している市田孝。
今年の市田は苦しい走りとなり、追いついてきた西山雄介選手(トヨタ自動車)について我慢の走りを続けていましたが、徐々に離されてしまい8位に後退。先頭の三菱重工とは1分38秒差となりました。

5区15.8kmは小野知大。
赤城おろしの強烈な向かい風の中、得意の集中力で力走を続け、区間賞の走りで先頭との差を45秒とし、順位も5位としました。

6区12.1kmは鎧坂哲哉。
黒崎播磨をかわし4位としましたが、32秒差を逆転して先頭に立った中山顕選手(Honda)が区間賞を獲得し、鎧坂は区間3位でした。

アンカー7区は15.5km。
駅伝主将の大六野秀畝は、10秒前で中継した三菱重工をかわし3位に浮上しましたが、更に強い向かい風もあり牽制する形になったのか、ペースは上がらず区間4位の47分37秒。ゴール前のスパートで三菱重工を突き放して3位でゴールしました。

写真提供/月刊陸上競技 写真提供/月刊陸上競技

ニューイヤー駅伝 in ぐんま(第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会)成績

旭化成 3位 4時間52分47秒
距離 選手名 記録 区間順位
1 12.3km 茂木 圭次郎 34分45秒 区間4位
2 8.3km マゴマ・ベヌエル・モゲニ 23分00秒 区間15位
3 13.8km 相澤 晃 37分09秒 区間1位(区間新)
4 22.4km 市田 孝 65分34秒 区間17位
5 15.8km 小野 知大 47分46秒 区間1位
6 12.1km 鎧坂 哲哉 36分56秒 区間3位
7 15.5km 大六野 秀畝 47分37秒 区間4位

試合結果

駅伝

3位 旭化成 4時間52分47秒

試合結果

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