第106回日本陸上競技選手権・35km競歩

2022年4月17日/石川県

第106回日本陸上競技選手権・35km競歩
兼 オレゴン2022世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会
兼 杭州 2022 アジア競技大会日本代表選手選考競技会が4月17日(日)、輪島市の道の駅輪島ふらっと訪夢前往復1周1kmのコースで開催されました。

旭化成からは男子35km競歩に川野将虎が出場。特別レースとして共催された男子20km競歩に池田向希出場。それぞれオレゴン2022世界陸上競技選手権大会派遣標準記録を突破して優勝し、日本代表に内定しました。

午前8時男子35km競歩がスタート。スタート直後から松永大介選手(富士通)を先頭に実力のある4選手が先頭集団を形成しました。3km過ぎから松永選手が徐々に川野らを引き離す形となり、その差は20kmで最大1分34秒となりました。しかし、諦めず粘りの歩きを続けた川野は30kmで松永選手との差を18秒まで縮め、単独2位になりました。更に31kmでは3秒差に迫り、その後トップに躍り出て2時間26分40秒で優勝のゴールテープを切りました。

新型コロナウイルス感染症の影響で各大会が中止となっていることから特別レースとして男子20km競歩が共催されました。当大会は厳しい参加資格が設けられ、出場できたのは3月5日世界競歩チーム選手権2位で出場資格を得ていた池田を含む3名でした。池田は、既に代表入りを決めている高橋英輝選手(富士通)とともに5kmを19分34秒、10kmを39分07秒で通過しました。13km過ぎに池田が抜け出すとその後は実力を発揮し、1時間18分53秒のタイムで優勝しました。

試合結果

男子35km競歩

優勝 川野 将虎 2時間26分40秒
オレゴン2022世界陸上競技選手権大会 日本代表内定

男子20km競歩

優勝 池田 向希 1時間18分53秒
オレゴン2022世界陸上競技選手権大会 日本代表内定

試合結果

スポーツ・イベント活動

Tomorrow’s Stories