第59回九州実業団毎日駅伝競走大会(兼)第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会予選会
2022年11月3日/福岡県
11月3日、北九州市本城陸上競技場を発着とする7区間80.2kmのコースで、「第59回九州実業団毎日駅伝競走大会」が開催され、ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)九州代表8枠内を目指す16チームと、オープン参加の九州実業団混成3チームを加えた計19チームが出場しました。
快晴の中、9時スタート。旭化成Aの1区12.9kmは、村山謙太が担いました。スタート直後から田村友祐選手(黒崎播磨)が先頭に立ち、最初の1kmを2分43秒のハイペースで入ると村山は2kmを前に徐々に集団後方に下がりました。5kmの通過は、田村選手14分00秒通過に対し30秒以上遅れました。6kmで田村選手が他の選手を突き放し先頭で中継。村山は1分26秒遅れの11位で2区に中継しました。
2区7kmは、K.デービスが担当。初めての駅伝となるデービスは、無事にタスキを受け取りスタートしました。デービスは区間4位の走りで2チームをかわし9位に上がりました。3区10.9kmには市田孝が登場。市田は大差を挽回しようと、最初からトップギアで飛ばし、西鉄他4チームを抜き去る区間賞の走りで先頭の黒崎播磨とは63秒の5位に浮上しました。
4区9.5kmは、昨年に続き茂木圭次郎が担当しました。苦しい走りとなりましたが、順位は死守して5位で中継しました。
5区13.0kmエース区間には、今井崇人が登場しました。25秒前に中継した林田洋翔選手(三菱重工)に追いつきましたが、腹痛のアクシンデントで後ろから来た大畑和真選手(安川電機)にかわされ6位となりました。
6区10.9kmは、新人の鈴木聖人が担当しました。6km付近で米良隼人選手(三菱重工)をかわし、さらに前を追い、8km付近では鈴木雄太選手(安川電機)に追いつき3チームの4位争いになりました。中継所まで500mを切った所でそれまで鈴木の後ろについて力を溜めていた米良選手が仕掛けましたが、鈴木も必死のラストスパートをみせ、2人ほぼ同時に中継しました。
アンカー7区最長区間16kmには、土方英和が登場。土方はまず井上大仁選手(三菱重工)を突き放し、さらに古賀淳紫選手(安川電機)を交わし、一時10秒以上の差をつけましたが、残り2kmで粘る古賀選手に再び先行を許し総合5位でのゴールとなりました。
また、オープン参加の九州実業団選抜Aチームに旭化成から3名が出場。2区マゴマ・ベヌエル・モゲニは、順位を維持する堅調な走りでデービスとは7秒差の区間7位でした。3区を担当した齋藤椋は、昨年も3区を走った経験を活かし、区間4位の力走を見せました。しかし、4区を担当した荻野太成は走りに精彩に欠け区間12位でした。
第59回九州実業団毎日駅伝競走大会成績
5位 旭化成A 3時間55分53秒 | ||||
区 | 距離 | 選手名 | 記録 | 区間順位 |
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1 | 12.9km | 村山 謙太 | 38分24秒 | 区間11位 |
2 | 7.0km | K.デービス | 19分18秒 | 区間4位 |
3 | 10.9km | 市田 孝 | 31分21秒 | 区間1位 |
4 | 9.5km | 茂木 圭次郎 | 28分03秒 | 区間6位 |
5 | 13.0km | 今井 崇人 | 39分37秒 | 区間6位 |
6 | 10.9km | 鈴木 聖人 | 31分53秒 | 区間3位 |
7 | 16.3km | 土方 英和 | 47分17秒 | 区間3位 |
実業団混成チームA | ||||
区 | 距離 | 選手名 | 記録 | 区間順位 |
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2 | 7.0km | M.B.モゲニ | 19分25秒 | 区間7位 |
4 | 9.5km | 荻野 太成 | 29分18秒 | 区間12位 |
5 | 13.0km | 齋藤 椋 | 38分40秒 | 区間4位 |
試合結果
駅伝
5位 | 旭化成A | 3時間55分53秒 |
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