第109回日本陸上競技選手権大会 兼 東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会

2025年7月4日、6日/東京都

第109 回日本陸上競技選手権大会 兼 東京2025世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会が東京・国立競技場で開催され、男子5000mに市田孝、井川龍人、亀田仁一路、片川祐大が出場し、井川龍人が初優勝しました。(旭化成勢では村山紘太さん以来、10年ぶりの日本陸上競技選手権大会・男子5000m優勝)
7月4日(金)5000m予選1組に市田、亀田、片川が出場。亀田は、序盤3番手に位置取って1000mを2分43秒で通過。3000mを8 分19 秒で通過したときには、2番手に順位を上げました。しかし、3200mを過ぎて先頭が入れ替わり、亀田が遅れると市田が8番手、片川が12番手に位置を上げました。その後、4200m付近で塩尻和也選手(富士通)がペースを上げると集団が崩れて市田、片川が遅れました。市田は7位13分45秒88、亀田は17位13分59秒55、片川は22位14分11秒44でゴールしました。市田は、予選通過まであと1人という結果でした。
7月4日(金)5000m予選2組に井川が出場。序盤、石原翔太郎選手(SGH)が飛び出しましたが、井川は冷静に第2集団の8番手付近に位置取ってレースを進めました。先頭は、1000mを2分45秒で通過。3400m付近で第2集団が石原選手(SGH)に追いつくと、井川は4番手に位置を上げました。井川は、最後の1周を5番手で通過すると最後に1人抜いて4位13分55秒38でゴール。予選を通過しました。
7月6日(日)5000m決勝に井川が出場。井川は、序盤から3番手に位置取って1000mを2分44秒で通過。そのまま3番手を維持して4000mを10分2秒で通過。ラスト2周を過ぎて、塩尻和也選手(富士通)がペースを1周(400m)63秒まで上げると、井川もついていき2番手に上がりました。最後1周は更にペースが上がり、残り200mを切ったところで森凪也選手(Honda)がスパートしました。しかし、井川はさらにギアを上げて最後100mで振り切り、1位13分37秒59でゴールしました。井川は、最後の1周を54秒で走り切る激走でした。

試合結果

男子5000m予選1組

7位 市田 孝 13分45秒88
17位 亀田 仁一路 13分59秒55
22位 片川 祐大 14分11秒44

男子5000m予選2組

4位 井川 龍人 13分55秒38[予選通過]

男子5000m決勝

優勝 井川 龍人 13分37秒59[初優勝]

試合結果

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