高田
中学生の時、宇宙飛行士の毛利衛さんの講演を聴講したことをきっかけに、物理学の道を志しました。大学時代に実験主体の物性研究に取り組み、その後より興味を持った理論主体の研究テーマに変更し、博士号(ドクター)を取得しました。 旭化成に入ったのは、博士課程時代に「電子コンパス」の開発者である山下昌哉さんの部署でインターンシップを経験したのがきっかけです。そこで働く社員の方々が皆、主体的に動いていた姿がとても印象的でした。学生だった当時は、会社での仕事は上から降りてくるもの、というイメージを漠然と持っていたので、そのイメージが大きく打ち砕かれました。また、旭化成は化学分野のみならず、エレクトロニクス分野でもハードとソフト両方を手がけるなど事業領域が幅広いことも魅力に映りました。